”市の貯金”179億円に!(2016年度一般会計決算)
福山市の2016年度一般会計についてご報告します。
一般会計 豊かな財政を市民のために
福山市の2016年度の歳入総額は1715億7535万7千円、歳出総額は1665億7609万3千円で、差し引き49億9926万4千円となりました。
34年連続の黒字
実質収支は35億円余で、34年連続の黒字です。
将来的な財政見通しも健全で、同じ中核市で比較しても福山市は優れた財政力を維持しています。
”貯金”は179億円!
特定の目的にかかわらず使うことができ、市の貯金にあたる「財政調整基金」は、179億円余に達しました。
2.5倍の人口の広島市でも47億円なので、桁違いのためこみ額です。
基金総額では、384億3621万4千円に上ります。
くらし・福祉・教育の充実を
しかし、保育料は中核市で最も高く、子ども医療費助成制度は全国で最低水準と、豊かな財政力が市民のために充分使われているとは言えません。
党市議団は「不要なためこみではなく、市民のくらし・福祉・教育の向上に予算を」と求め、決算認定に反対しました。
<追記>
2017年度末見込みは、財政調整基金が196億6369万4千円、その他基金が184億3436万9千円、合計で380億9806万3千円です。