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ペット火葬・葬祭場の設置問題について(2020年3月代表質問)

 いま、ペットを飼う人は国民の4割ちかくにのぼります。動物の火葬場や葬祭場などが年々増えていますが、設置・運営についての法律や基準はなく、トラブルも起きています。

 独自の条例制定などを求めました。

 第一質問と答弁をお知らせします。

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5、衛生行政について

①  ペット火葬・葬祭場の設置問題について

質問:近年、国民の約四割が何らかのペットを飼い、身体障害者補助犬法ならびに動物愛護法などの制定が行われ、国民生活における動物の役割が増す中、動物霊園事業は年々拡大を続けており、消費者の保護と業界の適正化、地域生活環境の保全の観点からも、関連して発生する諸問題への対策は、緊急を要するものなっています。

 福山市においても、突然、建設会社から、隣地に犬猫火葬場と納骨場を建てるとの工事挨拶があり、困惑しているという相談がありました。

 当該の土地は、道路を挟んで飲食店やマンションがあり、小学校のすぐ近くで、通学路にもあたります。建設計画を知った関係町内会長全員が建設反対署名を行うなど、短期間の間に約1800筆の署名が寄せられました。

 この件では、設置事業者から、近隣住民に一言の相談も説明もなく、建築会社の工事着工挨拶で知るという状況であったため、一層、住民の怒りが広がりました。

  一方、事業者は、建築確認申請を行い、すでに確認済証の交付を受けていました。

 

 建築指導課の説明では、建築基準法上、ペットの火葬場や葬祭場の建築は、工業地域において制限されておらず、建築基準法関係規定に適合していれば、確認済証を交付するとのことであり、地域住民の合意形成に関するきまりはないとのことでした。

 その後、地域住民あげての反対運動に広がりつつある中、事業者との話し合いで、当該の土地にはペットの火葬場や納骨堂は建設しないとの約束を得ることができ、安堵したところであります。

 しかし、動物の火葬及び霊園事業については設置・運営基準などの法律や基準がどの省庁からも示されていないため、今後も、施設設置に関する業者と住民や自治体とのトラブルなどが起こることが懸念されます。

 したがって、次の事項について質問いたします。

1、 ペットの火葬及び霊園事業を所管する部局はどこが担うのかお示しください。

2、 墓地埋葬法においてペットは対象に含まれるのか、お示しください。

3、 通常の「火葬場」はダイオキシン発生調査の対象となりますが、動物霊園事業に係る「火葬場」の箇所数、移動火葬車の把握と調査、ダイオキシン調査、環境影響調査、その他調査などを行ったことがあるかどうか、それぞれ回答をお示しください。

4、動物霊園事業に係る「火葬場」「墓地」「葬祭」「納骨堂」の設置及び管理運営の基準に関する根拠法が存在しない状態であることについて、どのように認識しているのかお示しください。また、様々なトラブルが発生している今日、国に対して法整備を求める必要があると考えるものです。ご所見をお示しください。

5、 全国の自治体で、動物霊園事業の規制に関する条例の制定が相次いでいますが、福山市でも、独自で条例を制定することを求めるものです。

以上それぞれについての、ご所見をお示しください。

答弁:次に、ペット火葬・葬祭場の設置についてであります。

 まず、ペットの火葬及び霊園事業については、設置及び管理運営に関する法律が存在しないため、本市において規制等の事務を行う所管部局はありません。

 なお、市民から相談があった場合は、関係部局が連携して対応しています。

 次に、動物については、「墓地、埋葬等に関する法律」の適用の対象となっていません。次に、動物霊園事業に係る「火葬場」の箇所数、移動火葬車については、把握していません。

 また、ダイオキシン調査などは、法律の規制がないことから行っていません。

 次に、国への法整備の要望や条例の制定については、現時点で考えていません。

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