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福山保育団体連絡会 豊かな保育の実現を求め8679筆の署名提出

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署名8679筆提出

1月19日、福山保育団体連絡会のみなさんが「安心して子どもを生み育てられるよう、保育予算を増やし保育行政の充実を」と求める8679筆の署名を福山市に提出されました。

保育士さんら10人が参加され、日本共産党市議団も同席しました。

署名提出は毎年続けられており、現場の声を市に届ける場となっています。

今年はコロナ禍のため、時間が短縮されましたが、市保育施設担当部長、保育施設課長ら4人と懇談しました。

コロナ禍の今こそ、保育士の配置基準、面積基準の改善を

保育士からは「感染対策をしながら0歳児の食事を介助しているが、子ども3人に1人の保育士では難しい」「春の緊急事態宣言で登園自粛があり、子どもの数が半数程度に減ったとき、いつもより目がゆき届き、子どもたちも落ち着いて過ごせた」などの声が上がり、コロナ禍で保育士の配置基準の改善がいっそう求められています。

また、「緊急事態宣言下でも保育所は開き、社会生活を支える重要な役割と使命を果たしてきた。その専門性を認めてほしい」と、処遇改善を求める声が出されました。

感染拡大の中で、「気をつけて生活しているが、自分が感染して、子どもにうつさないか常に不安がある」「多くの保護者とも接しており、感染リスクは高い。子どもの発熱後24時間は登園を控えてもらっているが、仕事を休めない保護者もいる」との声もあり、無症状でも無料で受けられるPCRセンターの対象に保育士も加えるよう要望が出されました。

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ケアに手厚い社会の実現を

コロナ禍での保育は、これまでの日本社会の課題を浮き彫りにしています。

日本は、乳幼児期の子どもにかける予算がOECD加盟国の中で非常に低く、保育士の賃金も全産業平均より月10万円も低いという低賃金過重労働となっています。

国が社会保障を削り続けるもと、社会生活を支える保育や医療、介護などのケア労働者が低賃金・長時間労働を余儀なくされ、人手不足を招いてきました。

日本共産党は、コロナ禍をのりこえ、新しい日本をつくる5つの提案として「ケアに手厚い社会」を掲げ、「政府の責任で、ケア労働に携わる人々の待遇を抜本的に改善すること」を提案しています。

子どもたち一人ひとりを大切にし、豊かな保育を実現するためにも、日本共産党は野党共闘で政権交代を実現するために頑張ります。

日本共産党の「5つの提案」、ぜひご覧ください↓

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-12-16/2020121602_01_1.html

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