高齢者・障がい者ごみ出し支援 全市を対象に本格実施へ
ごみ出し困難な人 約250世帯想定
福山市は、23年7月からモデル事業として実施していた、ひとり暮らしの高齢者・障がい者等に対するごみ出し支援を、次年度から全市を対象に本格実施することを明らかにしました。
対象は、65歳以上で要介護1以上の人や、一定の基準以上の障がい者手帳、療育手帳を有する人、精神障がい者保健福祉手帳を有する人、その他、実態としてごみ出しが困難と判断される世帯とし、約250世帯程度が想定されています。
利用するためには、ケアマネージャー等の専門相談員と連携しながら審査をする仕組みが考えられています。
文教経済委員会において、「実態としてごみ出しが困難」な人をどう判断するのかについて、市担当課は「要件に限らず柔軟に対応する」と答えています。
みよし剛史市議は、本当に必要な人へ支援の手が届くよう、「柔軟な対応の取扱い」についての説明をケアマネージャー等に丁寧に行うよう求めました。