2004/11/16 福山市議会決算特別委員会 議会報告
16日、決算特別委員会の質疑が始まりました。
16日の日本共産党からは、村井あけみ、高木たけし市議が質疑を行いました。質問と、答弁の概要を掲載します。
村井あけみ市議の質問
高い保育料の引き下げを
質問(村井):福山市の保育料は、国の徴収基準から比べると、高いと思うがどのように認識しているか?
また、少子高齢化に伴い、保育料を下げ、子育て支援を進める必要があると思うが、今後の努力の方向は?
答弁:福山市の保育料の収納率は98.79%で、前年に比べ増えている。保育料の設定は国の徴収基準に則っており、高いとは認識していない。
質問(村井):福山市の保育状況は、利用している家庭にとっては高い。国の徴収基準の80%以上の政令市は全国で14市しかない。
その中に福山が入っている。若い子育て世代を応援する意味では、保育料値下げの努力を行うよう、要望する。
すこやかセンター喫茶室の利用料の値下げを
質問(村井):すこやかセンター喫茶室の使用量の減免制度はあるのか。福山市は施設利用の利用料は減免制度が必ずあるが、すこやかセンターにはない。減免制度を作るべきだ。
答弁:条例改正し、減免項目は直ちには、できない。「精神障害者家族会」が現在、主体的に取り組んでいて、運用実績は改善はしている。使用料については、今後の検討課題にする。
質問(村井):ぜひ条例化を要望する。
高木たけし市議の質問
松浜町の生活環境の浄化を求める
質問(高木):生活安全モデル地域が10万円の費用が使われているが、この内訳は?また、市民・行政など、役割はどのように成っているのか。
答弁:生活安全も出る地域は、条例で、防犯の必要がある地域を指定している。
質問(高木):浜松町では、昼間から、風俗などの客引きがされ、地域住民が大変な迷惑を被っている。モデル地域の実際の効果はどうなっているのか?
答弁:現在、東桜町を生活安全モデル地域に指定している。防犯パトロールを金曜の夜、1時間程度行っている。直接、目に見える効果はなかなか上がっていないのが現状。10万円の補助金は、パトロールの経費に使っている。
質問(高木):広島の流川では、風俗店の無料紹介所ができ、違法な風俗紹介で逮捕者も出ている。松浜町でも、最近、風俗店の無料紹介所ができた。警察とも連携しながら、住民が安全に暮らせるような施策を実行するよう要望する。
SARS、インフルエンザ対策を真剣に
質問(高木):インフルエンザの接種率が44.1%。接種率向上のための対策は?
答弁:インフルエンザ接種向上はポスターの掲示や、広報などで知らせている。
質問(高木):SARSなどに対応するために情報収集はどのように行っているのか?
答弁:厚労省から連絡が来るので、指示にしたがっている。
質問(高木):これからの季節、感染症が流行ることに伴い、事前対策を万全にする事を要望する。