2007/12/24 鞆町の渋滞の現状―鞆町に渋滞はなかった! 調査報告書を掲載
広島県・市は、鞆町内の慢性的渋滞を解消することを、埋め立て架橋計画の理由としています。
そこで、市民と、鞆町住民達が、実行委員会を結成し、鞆町内の実際の交通量を調査しました。
その結果は、鞆町内の通過交通量は、14 時間で両車線合計で1364台でした。
つまり、「鞆町内の慢性的な交通渋滞」はなかったことが明らかとなりました。
また、鞆町内を抜ける2.4㎞間は、平均、5.7分かかり、最大所要時間は、8.7分弱でした。
朝夕でも、通過時間の影響は極めて小さいこともわかりました。
県・市が主張している、最大の根拠である、「渋滞解消のための架橋建設」は、根拠が薄いことは、明らかです。
また、県と市が推計している、架橋を建設した時の交通量予測「日量7千3百台」も明確ではありません。
鞆町の歴史的遺産は保存し、下水整備や離合カ所の整備などの住環境整備は、すぐに進めることが必要です。
また、町内通過のためには、山側にトンネルを建設し、通過させることで解決できます。
交通量調査の結果を掲載します。
ぜひご覧下さい。