2007/5/22 福山テレコム裁判第5回目公判開かれる
5月22日、福山テレコム裁判の第5回目の公判が広島地裁で開かれ、日本共産党福山市議団の高木たけし、土屋とものり、式部まさ子市議と、「清潔な福山市政を実現する会
」のメンバー1人が傍聴しました。
公判で裁判官が「福山市側被告が、具体的な事務や決裁権者について、証拠資料を提出してきた」と、紹介しました。
そして、原告である「清潔な福山市政を実現する会」に対し、「原告は随意契約を締結することができないのに、契約をしていることがおかしいと主張しているが、現市長が不法行為を行っていると、主張しているのであれば、不法行為要件を各契約ごとにまとめて証拠として提出してほしい」と、証拠書面の提出を求めました。
福山市の第3セクターである、「ふくやまテレコム」は、電算処理を遂行できるだけの能力のない、全くのペーパーカンパニーです。
実態のない会社に、福山市は、長年に渡り随意契約で多額の税金を投入してきました。「会」のメンバーは、このことについて、、市長の責任を追求してきましたが、福山市側は、「契約の当事者は、市長ではなく、各担当課の課長なので、市長には責任がない」旨の主張を展開しています。
今後、「清潔な福山市政を実現する会」は、この契約がなぜ違法なのか、具体的な証拠で主張していきます。
次回の公判は、7月17日、午後1時30分からの予定です。