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2008/1/31 2007年12月予算特別委員会報告 こども医療費無料化制度

 07年12月本会議と予算特別委員会で、乳幼児医療費無料化制度の拡充について取り上げました。
この議会では、子どものお医者代を完全に無料にするための必要な試算が、初めて明らかになりました。概要をお知らせします。

子育て世代のおうえん政治を
 子育て世代のお父さん、お母さんにとって、家庭の医療費負担は大変です。病気の早期発見・早期治療や、子どもの心身の健全な発達を促すためにも、「いつでも、どこでも、お金の心配なく安心して医療を受けたい」という親の願いを実現するのは政治の責任です。

運動おこし制度が前進

 福山市は現在、通院は3歳児まで、入院は小学校卒業まで医療費を助成する制度があります。この制度は04年10月から実施されたもので、新日本婦人の会のみなさんや、お母さん達の粘り強い運動と議会での論戦が実った成果です。
しかし同時に、窓口負担金5百円が導入されました。これは広島県の制度によるものですが、福山市独自が補助し、完全無料は可能です。その財源を12月本会議(07年12月12日)で質問しましたが、この時は明確な答弁がありませんでした。

7.31億円で中学入学まで 入・通院
無料化制度拡充できる

 そこで、07年12月18日の予算特別委員会で、日本共産党市議団の式部まさ子市議が、同様の質問を行ったところ、市は、子どもの医療費無料化のための試算結果を初めて明らかしました。
市の試算によると、現行制度の一部負担金をなくし、入院を小学校卒業まで、通院を小学校入学まで完全無料にするためには、2億5700万円が必要で、小学校卒業までの通院を一部負担金(5百円)とすると4億8千万円が必要となります。7億3千万円あれば制度を大幅に拡充できることが明らかになりました。

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