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2008/6/6  民主団体が市民の切実な願い託し、市議会へ請願書を提出。日本共産党市議らが紹介議員に(その2)

 福山民主商工会(西浜義夫会長)は、「後期高齢者医療保険料および国保税を年金から天引きしないことを求める請願書」を、1163名の署名とともに市議会に提出しました。

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蔵本久議長(右)に請願書を手渡す西浜義夫会長
(右2人目)=福山市役所、6月6日

 後期高齢者医療制度は、75歳以上のすべての人から保険料を徴収し、年金額が月1万5千円以上の人からは保険料を年金から天引きします。それに満たないわずかな年金しか受けていない人は、自分で保険料を納めに行くことになります。
 この人たちが1年以上保険料を滞納すれば、保険証を取り上げられ、代わりに資格証明書が発行されることになります。そうなると、病院の窓口でかかった医療費を全額(十割)支払わなければなりません。わずかな年金で生活するお年寄りに「医療費を全額支払え」などというのは、“病院に来るな”といっているのも同然です。

65歳から74歳の国保加入者からも、国保税を年金から天引き
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 さらに、後期高齢者医療制度の導入に便乗して、65歳から74歳で国保に加入している人の国保税も年金から引かれることになりました。国保税を天引きするのは「確実に徴収するため」(厚労省)です。いまは市町村の窓口で相談しながら、なんとか高い国保料を払っている人も、年金から問答無用で引いてしまおうとするものです。

 請願書では、
1.後期高齢者医療保険料および65歳以上の国保税を年金から天引きする特別徴収はやめ、普通徴収に切り替えること。
2.保険料・税を払いきれない人に対する資格証明書の発行は、原則として行わないこと。
3.後期高齢者医療制度の中止を国に求めること。
としています。

 日本共産党市議団の村井あけみ、高木武志、土屋とものり議員が紹介議員になりました。
所管の常任委員である式部昌子議員は、請願が審議される文教経済常任委員会で、採択にむけて全力をつくします。

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