2008/8/23 福山市が「単品スライド」制度の適応を開始しました
福山市は19日、「工事請負契約における単品スライド条項」の適応を開始しました。
「工事請負契約における単品スライド条項」とは、市として1998年に設けたもので、「公共事業において特別な要因により、工期内に主要な工事材料の価格に著しい変動が生じ、契約金額が不適当となったときに、契約金額の変更を請求できる措置」のことです。福山市では鋼材、燃料費を適応対象としています。公共事業の受注業者は市に申請することで適応を受けることができます。
この件については、8月1日に福山民主商工会(西浜義夫会長)が羽田市長にあてに「燃料・原材料高騰・価格暴走などに対処する中小業者向け施策に関する要望書」を提出し、この制度の適応と対象範囲の拡大を求めていました。申し入れには、日本共産党市議団も同席し、中小業者の経営悪化が広がるもと市として決断するよう求めていました。
日本共産党市議団は、中小業者の営業と生活を守るため、ひきつづき支援の充実にむけてがんばります。