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2010年5月27日 大規模放課後児童クラブの解消求め保護者らが要望活動

 27日、福山市内の放課後児童クラブの大規模化の解消や安心して過ごせる生活環境を求めて活動している、「福山放課後児童クラブ連絡協議会」の保護者ら3人が、福山市に対して大規模クラブの解消を急ぐよう、要請行動を行いました。日本共産党福山市議団の村井、土屋、式部福山市議が同席しました。福山市からは、楢崎社会教育振興課長、門村同課補佐が対応しました。

 同連絡協議会の田窪会長は、「71人以上の大規模クラブは、子どもたちが安全に放課後を過ごせないということで、国がガイドラインを示して段階的に解消されているが、60人以上のクラブはまだ手付かず。市はどのように考えているのか」と質しました。
 市は、「国のガイドラインに対応し、71人以上のクラブは大規模化を解消したが、60人以上のクラブについては考えていない」「福山市の方針として、放課後児童クラブへの入所希望を出した人には全員入所を基本に対応するので、まずは、待機児童の解消に努めている」と現実の困難に目をそむける答弁を行いました。
そこで同席していた保護者が、「放課後クラブが60人以上になると子どもたちは宿題をするスペースもなく、指導員の先生も目が行き届かなくなり、大変な状況になっている。せめて、40人くらいの規模にしないと、事故が起こる可能性もある」と切実な状況を訴えました。
 市は「60人以上の放課後児童クラブは、市内には、10件前後あり、確かに、20人~30人のクラブに比べると、60人以上のクラブの実態は、違いがある」との認識を示しましたが、大規模クラブの解消については、「様々な角度から研究する」と答えるにとどまりました。
 福山市は、いまだに児童館を設置しておらず、小学生の子を持つ親が、「安心できる放課後を」と繰り返し要求しています。
切実な願いを実現するためにさらなる運動の広がりが求められます。

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社会教育振興課と協議する保護者と日本共産党市議団(写真右から村井、式部市議。土屋とものり市議撮影)=27日、市役所

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