2010/5/28 川南土地区画整理事業の白紙撤回を求める議会請願書
28日、「住み良い郷土を造る会」(桑田努会長)が、6月定例議会に向け、請願「川南土地区画整理事業に関する要望書」を提出しました。
内容は、川南土地区画整理事業(認可区域150・4ha)を白紙に戻し、必要な道路整備等は用地買収方式によるまちづくりをし
てほしいと要望しているものです。
この事業は、昭和44年5月、旧神辺町が土地所有者に承諾をうることなく、一方的に決定したものだと、当初から根強い反対運動が続き、とん挫しているものです。
ところが、福山市合併後、川南地区を、土地区画整理区域、地区計画区域、市街化調整区域への編入をする区域の3手法に変更し、「神辺地区まちづくり」事業の説明会を2008年8月22日に、神辺文化会館で開きました。
新たな事業計画では、土地区画整理事業区域の地権者の減歩や負担はいっそう重くなるものです。
同会は、川南土地区画整理事業認可以来、長きにわたり建築制限を受け、農地が計画区域に入っているために、重い税負担をしてきた状況を理解し、当計画を白紙撤回してほしい。そして、かつて神辺駅周辺整備で行ったと同様に、必要な道路や水路、公園などは用地買収方式よって行ってほしいと要望しています。
参考資料として、同趣旨で市長へ要望する署名859筆の写しを添付しました。
同会は、現在900筆を超えた署名を、少なくとも1000筆以上は集めたいと意欲を燃やしています。
請願は、日本共産党市議団と落合真弓議員が紹介議員となりました。
今後、福山市議会本会議に上程され、建設水道委員会で審査される予定です。
請願署名を提出する会のメンバーら=28日、福山市議会