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2010/6/10 行財政特別委員会報告―高木たけし市議が奮闘

 6月10日、行財政特別委員会が開かれ、高木たけし市議が出席して質疑を行いました。
 行財政改革特別委員会は、福山市政の「効率性」や「効果的な市民サービスの推進」を謡い文句に、高齢者福祉や保育など、暮らしに関わる予算の削減を毎年行っています。
 高木議員は、「効率的な行財政運営のために不断の努力が求められるのは当然だが、中身は問題がある」として、「効率を追求するだけの行財政改革は、住民福祉の増進を本旨とする地方自治体の役割の放棄だ」と厳しく批判しました。
 また、行政改革の一環で、市立保育所の再整備が掲げられ、2010年度は2億8176万3千円が節減されています。
高木議員は、これまで市内廃止や民営化、統廃合された保育所数と、削減された保育所関係者の人件費総額、節減された2億8千万円余の内訳の詳細を質しました。
 市は、「公立保育所の民営化はこれまで8か所行い、2か所の保育所を統合し廃止した。また、現在山野保育所を休止している」と答弁。再整備に伴い削減された人件費は、「積算はしていない」と答えました。
さらに、「2億8千万円の節減額の内訳は、老朽化した保育所を市が建設した場合と、法人が建設した場合を比較し、その差額を計上した」と説明しました。
 高木市議は、「地域の保護者から、公立保育所をなくさないよう、反対の声が上がり、市民サービスの切り捨てにつながる再整備計画は、撤回せよ」と迫りました。
この日の特別委員会は、高木議員以外誰も質疑をしませんでした。

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