―福山駅と地域をむすぶ概略かたまる―
2月3日、公共交通特別委員会が開かれました。
バス交通について議論され、市内を東西南北の4箇所に分けて乗り継ぎポイントを作り、市中心部へバスを乗り継ぐ『ゾーンバスシステム』の4つの中継地点が決まりました。
南部は沼隈支所、北部は中国中央病院、東部は伊勢が丘付近、西部は松永駅を乗り継ぎポイントとします。
また、3月末に中国バスが撤退を予定している北部地域の路線は、市が貸し切りバス会社に委託し、住民の移動に支障が出ないように対応することになりました。
ゾーンバスシステム―利便性向上につながる
これまでのバスの路線は、大半が福山駅を経由して放射状に伸びた路線になっていました。
そのため福山駅以外に向かう場合も、一旦福山駅を経由し、目的地に行く必要がありました。
今回の「ゾーンバスシステム」は、中心部からの「幹線」と、周辺部へ向かう「支線」を明確に分け、これを接続する「乗り継ぎポイント」を設け、そこで、バスを乗り継ぎます。そのため、東・西・南・北のゾーン内のバスでの移動が簡単になり、移動範囲が広がります。
その一方、このシステムは、乗り継ぎポイントでバスを乗り換えるため、乗り換えに時間がかかります。
乗り換え時間の短縮は、今後の課題です。