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2016年6月議会一般質問質疑(市長の政治姿勢について)

1、市長の政治姿勢について

河村市議(質問)

 オバマ米大統領が、アメリカ大統領として初めて被爆地・広島市の平和記念公園を訪問しました。 

 オバマ大統領の訪問は、被爆の実相、被爆資料などに直接触れることを何度も求めた被爆者や平和団体、広島県民の願いを反映したものであります。

 広島と長崎の惨禍から71年、原爆を投下した核超大国の現職大統領が、爆心地の公園に足を運び、被爆者らを前に、「核兵器なき世界を追求」すると演説したことは、歴史的な一歩です。この決意を生かすためには、核兵器禁止条約の国際交渉に踏み出すなど、具体的な行動へ進み、「核兵器のない世界」の実現へつなげることが重要です。

 今、核兵器廃絶は国際世論の多数となっており、「核抑止力」論で先送りすることは、もはや許されません。

 しかし、日本政府は、核兵器禁止条約の締結交渉を始めることを求める国連決議に対して、反対はしないまでも、棄権という被爆国にあるまじき態度です。

 今こそ、オバマ大統領の被爆地訪問という米国政府の前向きの変化を考慮し、日本政府が核兵器禁止条約の締結に向けて、積極的な役割を果たすべきではありませんか。

 市長は、オバマ米大統領の被爆地訪問をどのように受け止めたのか、所感を示しください。

 また、福山市は、非核平和都市宣言の趣旨を生かし、日本政府が核兵器廃絶への明確な態度を示すことを要望することを求めるものです。

 ご所見をお示しください。


答弁(市長) 河村議員の御質問にお答えいたします。

 はじめに、核兵器廃絶と平和行政についてであります。

 このたび、オバマ大統領が被爆地広島を訪問され、アメリカを含む核保有国が勇気を持ち「核兵器なき世界」を追求しなければならないとの決意を示されたことは、歴史的で意義深いものであり、「核兵器なき世界」の実現に向けた動きを前進させる契機となることを期待するものであります。

 国に対しては、これまでも核兵器廃絶に向けて取り阻んで行くよう「日本非核宣言自治体協議会」を通じ、要望しているところであります。

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