「ヒバクシャ国際署名」に積極的な取り組みを(2017年6月議会報告)
「核兵器禁止条約」の第2回交渉会議が国連本部で開催。
核兵器廃絶を求める「ヒバクシャ国際署名」300万筆を、広島・長崎の被爆者が提出し、条約成立を大きく後押ししています。
福山市も署名コーナーを市役所や支所に設置し、市民に署名を広めるよう求めましたが、「市長が会長を務める『原水爆禁止運動福山推進連盟』を通じ、市民団体の活動に連携する」との答弁にとどまりました。
福山市を含む国内外6,900の都市が加盟する「平和首長会議」は、「核兵器廃絶に向けて今後集中して取り組むべき項目」を定め、加盟都市共通の行動指針として、
- 1)核兵器禁止条約の交渉開始を促すための戦略的取組
- ① 各都市による市民への働きかけ
- 核兵器の人道的影響とリスクに関する啓発活動の展開
- 市民署名活動の呼びかけ・強化
- ① 各都市による市民への働きかけ
などの項目を採択。また、今年の2月に「ヒバクシャ国際署名」と連携して署名を集め、2020年に合同で国連に提出することを決めています。
↑広島市は市役所などのロビーに署名コーナーを設置。市ホームページでも、署名の協力を呼びかけています。http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1333414321137/index.html
市として積極的な取り組みを
「後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したい」
―被爆者の願いに応えるために、市としても主体的に、できることは何でも取り組むべきです。