引野町水路転落事故―対策を要望
またも死亡事故が発生
水路や側溝への転落が後を絶たず、今年度はすでに6件の死亡事故が発生しています。
昨年12月28日には、引野町5丁目の市道脇の側溝で、50歳代の男性が転落し亡くなるという痛ましい事故がありました。
事故現場周辺は、溝蓋やガードパイプ等が設置されていませんでした。歩道の劣化や傾斜も見られ、街灯もありません。夜間の事故と推察されていますが、足元は暗かったと思われます。
住宅地であり、東福山駅に通じる通行量の多い道路です。
1月9日、∇溝蓋等の設置 ∇歩道の補修・拡幅 ∇夜間の状況調査と街灯の設置―など転落防止対策を求め、市長あてに緊急要望書を提出しました。
応対した市土木管理課の部長は「危険箇所を調査し、計画的に改善したい」「地盤沈下した歩道は順次整備を進める」と答え、防犯灯の設置についても「自治会総会で周知・啓発したい」と答えました。
また、夜間の外出時は、反射材だけでなく懐中電灯を照らして歩けば事故防止につながるとのことで、市民への周知をすすめるよう求め、生活安全推進課などとも連携すると回答がありました。1月11日に市が配信した交通安全メールでさっそくLEDライトの所持が呼びかけられました。