市民病院・水道事業会計について(2017年度福山市決算委員会)
9月26日から28日まで、2017年度企業会計決算特別委員会が開かれました。
日本共産党市議団からは、高木たけし、河村ひろ子両市議が出席しました。
市民病院事業会計
開設40周年を迎えた福山市民病院は、がん医療などの高度医療や地域の不採算医療を担い、市民の命と健康を守る重要な使命を持ちます。2017年度は、1009万円の純利益でした。
看護師の夜勤は、1か月に平均8.5回、最高14回。医師の残業は、年間870時間を超える人が7人、最長は1013時間です。
依然として過密労働ですが、それぞれ前年度よりは若干の改善がみられます。
日本共産党は、▼入院給食費の引き下げ▼労働状況の改善▼市民病院利用者のバス利用状況調査や増便▼平均在院日数にこだわらず患者の治療を最優先すること―などを要望し、決算認定に賛成しました。
水道事業会計
福山市は2017年度、水道施設の運転管理などの7業務を外部委託し、水道局職員を1名減員しました。
また、広島県による水道事業の広域連携協議会への参加を表明しました。
これは、民間委託の拡充など、さらなる民間活用の推進するものです。
水道は、市民生活や経済活動に欠かせないライフラインであり、公的責任を堅持し、直営を貫くべきです。
また、豪雨災害被災者の水道料金の減免を、床下浸水も対象にするよう求め、決算認定に反対しました。