踏切の安全対策を求め、JR西日本に申し入れ
JR福塩線の踏切死亡事故を受け、日本共産党福山市議団は、大平よしのぶ前衆議院議員・辻つねお県議とともに、早急に安全対策を行うようJR西日本に申し入れました。
10月5日、JR西日本岡山支社を訪れ、同代表取締役社長・来島達夫氏あての要望書を提出。岡山支社総務課長や安全推進室室長代理など、担当者6人と懇談しました。
当踏切の死亡事故は、昨年に続く2度目であり、遮断機と警報機を早急に設置するよう強く求めました。
JR「来年度の設置を検討」
JR西日本は、「来年度の設置に向けて検討していく」と答えました。
今年度から設計を行い、遮断機等が設置されるまでは、▽下り列車は踏切接近前に警笛を鳴らす▽自転車等の通行者が踏切手前で一時停止するようポール等を設置する―などの対応を福山市や警察と連携して行うとのことです。
危険な踏切の改善を
また、福山市内には、遮断機や警報機のない「第4種踏切」が他に3か所あります。
踏切の点検や通行状況の調査を行い、地域住民や福山市と協議して、事故防止対策を計画的に実施することを求めました。
JR西日本は、「交通量をみながら優先順位をつけて対策をしていく」と述べました。
悲惨な事故が繰り返されぬよう、日本共産党は引き続き改善を求めます。
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