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命の水を止めないで―福山市の給水停止について

 水道は生活に欠かせないライフラインです。

 しかし、福山市は給水停止件数が高く、2017年度は3157件に達しました。

 人口規模、水源種別、自己水比率などが福山市と類似する6市で比較すると、福山市の給水停止割合は最も高くなっています。

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 ある年金生活の高齢者は、病気をきっかけに水道料金が払えなくなり、給水を停止されました。飲み水など最低限の水は知り合いから分けてもらいましたが、不衛生な生活を強いられ、解除を求めても「滞納分を一括で払わなければ」と断られたとのことです。市福祉部局などからのアプローチもなかったとのことですが、命にかかわりかねません。

 次のように、改善を求めました。

給水停止は行わないこと

徴収業務の外部委託はやめること

滞納者の生活実態を把握し、福祉部局との連携を強化すること

水道料金の福祉減免制度を

 全国では、生活保護世帯や低所得世帯、障害者や高齢者、ひとり親世帯などを対象に水道料金を減免する自治体があります。県内では広島市が実施しています。

 福山市でも減免制度をつくるよう求めましたが、市長は「考えていない」と冷たい答弁でした。

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