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夏休みの短縮は撤回を―保護者や子どもの声を聞いて(2019年12月議会報告)

 市教育委員会は、来年度から学校の夏休みを短縮し、7月31日まで授業を行い、年間の授業は1日6時間から「原則」5時間にすると発表しました。

 教室にエアコンがつくことが理由ですが、猛暑の中を登下校する子どもの安全などが懸念されます。

 突然の方針に、保護者や子ども、教職員や住民から疑問や不安の声があがっています。

 方針を撤回し、保護者や住民らの意見をよく聞いて再検討するよう求めました。

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本会議一般質問での質疑をお知らせします。

土屋とものり市議:福山市教育委員会は、来年7月21日から始まる学校の夏休みを短縮し、8月1日から31日までとするとしています。普通教室へのエアコン整備が理由とのことで、1日の授業時間を6時間から原則5時間に変更し、教職員の放課後の時間確保につなげることが狙い、とのことです。

 しかし、夏休みを短縮しても、指導要領に定められた授業時間は確保できません。例えば中学3年生などは、1週間のうち、2回程度は6時間授業が必要となると考えますが、具体的な小・中学生の通常の授業時間数は、それぞれどのようになるのか、学年ごとにお答え下さい。

 そもそも夏休みは、過ごしやすい環境の下で心身の健康を保持し、学習を進めるなど、夏の暑さの悪条件を避ける、家庭や地域社会で、盆休みなどの行事を通じ伝統的な慣習を体験する、学校や授業では体験できない活動を行う、という意味があると考えます。

 この意義をどのように捉えているのか認識をお示しください。

 今回の突然の方針に対し、保護者や教職員、子どもや地域住民らから、疑問や不安の声が寄せられています。

 「エアコンがあれば事足りるものでない」「事前の説明が一切ないのはおかしい」「登下校中の子どもの体調が心配」など、多数の批判の声が聞かれます。なぜ、PTAや教員らの意見を聞かず、拙速にこの方針を出したのか理由をお答えください。

 また、夏休みを短縮したとしても通常でも6時間授業が発生するにも関わらず、なぜ、「10日間の短縮」としたのか根拠をお示し下さい。

 中学校では、給食がこの時期にも実施されていない学校があり弁当給食となりますが、猛暑のため通学時間中にさえ保冷剤が溶けてしまいます。エアコンがあったとしても、弁当の傷みを抑える方策が必要となります。さらに、高温注意報が出されるような猛暑の中、特に下校時の子どもの安全確保や、見守り活動に参加している住民の安全確保策も検討しなければなりません。

 事前説明では「混乱が出たら、意見をよく聞き修正できるところは修正する」との認識が示されましたが、混乱は必至です。

 いったん方針を撤回し、子ども、教職員、保護者、地域住民らと再検討することを求めます。

 以上についてご所見をお示し下さい。

教育長(答弁)次に、夏季休業期間の短縮についてです。

 毎日の授業時数は、学習指導要領に定められた年間標準時数等により、小中学校ともに6時間授業の日が必要となる週もありますが、全学年原則5時間と考えています。

 次に、夏休みの意義についてです。

・普段学校では出来ない体験の機会の確保

・家族等と触れ合う時間の確保

・児童生徒の休養と合わせて教職員の休養

・研修機会や来学期準備の時間の確保などです。

 夏季休業期間を短縮することで、年間を通して、児童生徒は、ゆとりを持って学ぶことができ、教職員は、放課後、授業準備や会議等の時間が確保でき、特に、中学校及び義務教育学校においては、勤務時間内に部活動が実施できるようになります。

 こうした環境をできるだけ早く整えるため、校長会と相談し、判断しました。

 児童生徒が、夏季休業中に、学習や行事などで数日登校していることや、夏休みの意義等を踏まえると、7月中の10日間程度を短縮することが妥当であると考えました。

 課題には、適切に対応しながら、実施してまいります。

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