変異ウイルスに備えるためにも、今こそPCR検査の抜本的な拡大を
PCRセンターで34人の陽性判明
広島県と福山市は、新型コロナ対策として、医療機関や高齢者施設、飲食店など、特定の職種で働く人などが無症状でも無料で検査を受けられるPCRセンターを開設しています。
福山市内のPCRセンター(旧新浜浄化センター跡地及び松浜町特設会場)について ←福山市ホームページ
新浜町の福山PCRセンターは昨年12月30日に開設され、3月3日から飲食店エリアにも期間限定で増設されました。
3月8日までに8526人が検査を受け、34人の陽性者が判明しています。
無症状や軽症の人が気づかずに感染を広げるのを防ぐ重要な効果があります。
感染のリバウンドを防ぐために、今こそ検査体制を抜本的に拡充し、だれでも検査を受けられるようにするべきです。
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感染力の強い変異ウイルスについて、国は陽性者の5~10%の検査で良いとしていますが、広島県は独自にすべての感染経路の検体を検査しており、監視体制を強化しています。
福山市の陽性者も検査対象となっています。
※広島県の変異株検査は、行政検査ではすべての新型コロナ陽性検体を、民間検査では同じ感染経路の場合は1検体に検査しているとのことです。1月末から3月8日までに258名を検査し、13名の変異株陽性が判明しています。(3月9日県の会見資料より)
新型コロナウイルス変異株の県内初確認について ←広島県ホームページ
↑広島県ホームページの画像を転載