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給食無償化請願を不採択

6433名の市民要望に議会は応えず

「学校給食の公的補助を強め、完全無償化を求める請願」は、署名追加分を含め6433名が賛同のもと福山市議会へ提出されましたが、10月1日の議会本会議で議員の反対多数で不採択となりました。

9月20日の一般質問でみよし剛史市議は、8月の市長選で現職の枝広氏が「学校給食の無償化の実現を目指す」と言及したことについて市の方針を質したところ、給食費の無償化を「全国市長会を通じて強く提言する」と述べるにとどまり、独自に無償化を行う考えが無いことが明らかとなりました。

続く24日の文教経済委員会では、請願に対して委員会所属の議員による審議が行われましたが、みよし市議と市民連合は賛成したものの、その他会派の反対多数で否決されました。

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その後の本会議最終日には、全議員による請願採択の賛否が取り扱われ、塩沢みつえ市議は改めて採択に賛成の討論を行いました。

塩沢市議は、「子どもたちが、お金の心配なく、おいしい給食をお腹いっぱい食べて、満たされた気持ちで学校生活を送ること、親として、子どもに関わる人として、これを望んでいるだけなのです。」「議会として、議員として、『市民の願い』に向き合い、後押しすることが求められています。私もその一人として力を尽くす決意を述べ、市民の皆さんとともに、学校給食費無償化実現のための一歩を、今、ここで踏み出しましょう。」と訴えました。

しかしながら、採決の結果は市議団2名と市民連合5名は賛成したものの、他の会派は要望に応じず、いずれも反対し、反対多数で否決されることとなりました。

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引き続き市議団は、福山市での給食費無償化実現を求めて力を尽くします。

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