先生の働き方の改善を!給特法改定に反対!
福山駅前で有志が署名活動でアピール
国会審議入りした教員給与特別措置法(給特法)改定案に反対し、16日、福山駅前で「#4・16定時アクション」が行われました。
全日本教職員組合(全教)の呼びかけに有志16人が応じ、福山市議団の両市議も参加しました。
長時間労働・教員不足… 先生を増やして!
給特法では公立学校の教員に残業代を支給しないと定めていることが「定額働かせ放題」と問題視されていますが、今回の改定では、わずかに手当てを増額するだけで、残業代不支給を事実上容認する内容となっています。
教員の長時間労働の状況は平均で一日11時間半、土日の出勤もあり、授業準備や子どもと向き合う時間はわずかです。
長時間労働は教員の心を蝕み、精神性疾患による病級者は7千人を超え、過労死まで起きています。
教員不足も深刻で、全教の調査によれば、全国で4700人も先生が足りない、穴が空いている状況です。
深刻な教育現場の状況を置き去りにした給特法改定は許されません。
多くの市民との対話で情勢を知らせ、協同の力で国へ声を上げましょう。