大型道路建設は見直しを!
「福山バイパスと区画整理を考える会」は、23日に福山市福山道路・幹線道路課と、28日に国交省福山河川国道事務所と懇談を行いました。みよし剛史市議が同席しました。
懇談では、昨年12月に同団体が市と国交省に質問書を提出し、2月末に文書回答された内容に基づいて意見交換がされました。
福山市とバイパスの会の懇談の様子
国交省とバイパスの会の懇談の様子
福山市は渋滞解消や物流効率化のため、期成同盟会を結成し、福山道路の早期整備へ要望活動を強めています。
しかし、19年から着工した3.3㎞区間の進捗は、21年時点で約35%であり、大型道路建設には多大な時間を要することは明らかです。
一方で人口減少・少子高齢化が進み、車の保有台数も減少することが予測されますが、建設費には1㎞あたり100億円以上の税金を投入しなければなりません。
懇談では大型道路の必要性について疑問の声が相次ぎました。国・市は「住民の声を受け止める」とし、懇談の継続が確認されました。
今こそ憲法の理念実現を!
3日、日本共産党市議団は河村ひろ子県議とともに、憲法記念日の街頭宣伝を福山駅前で行いました。
みよし剛史市議は、「国民一人ひとりの幸せな暮らしの保障を定めているのが日本国憲法。戦後80年、憲法の精神に則って今の政治が行われているのかが問われている」、塩沢みつえ市議は、「あらゆる物の価格が高い、しかし賃金も年金も見合った額になっていない、憲法25条の生存権が脅かされている」と訴えました。
河村県議は、「平和憲法9条があったからこそ、戦後、戦争による犠牲者も加害者も作らなかった。私たちの暮らしは平和だからこそ守ることができます。暮らしと基本的人権を守る政治を共に実現しましょう。」と呼びかけました。
戦争ではなく平和を 憲法守る政治こそ
自公政権は、集団的自衛権の行使を容認する安保法制を強行し、「敵基地攻撃能力の保有」を進める大軍拡に突き進んでいます。国民の暮らしの予算を削り、軍事費だけが突出して増加する異常な予算が続けられています。
今こそ平和と暮らし・国民の権利を守る憲法の旗を掲げ、「憲法壊すな、憲法守れ」の国民的な共同の力で政治を転換しましょう。
「福山地区統一メーデー」が今年も5月1日に行われ、介護や保育、教育現場などで働く労働者が福山城公園で集会を行った後、福山駅周辺を行進しながら労働者の要望を訴えました。
みよし剛史、塩沢みつえ両市議、河村ひろ子県議が参加し、白川ようこ、大平よしのぶ両氏がメッセージを寄せました。
挨拶をする河村県議と三好・塩沢・池上各市議
仲間と力を合わせ 暮らし守る賃上げを
集会では、楽器の生演奏のオープニングで始まり、国鉄労組、ユニオンたんぽぽ、福祉保育労の代表者がリレートークし、各現場の労働者の実情を訴えました。
採択されたメーデー宣言では、過去最大8兆円の軍事費、日米の軍事一体化の進行により、米国の戦争に巻き込まれる危機が拡大していることを指摘しています。
すべての労働者の連帯で平和の実現を進めること、物価高騰を上回る大幅賃上げ、「全国一律最低賃金1500円」の早期実現で、国民の暮らしの改善をはかることが呼びかけられました。