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2007/1/11 鞆港埋め立て・架橋、砂浜測量を延期

福山市鞆の浦の鞆港埋め立て・架橋計画で、事業主体の県と市は9日夜に開いた地元説明会で、10日から30日の間に予定していた砂浜の測量を延期すると表明しました。
 測量は、鞆港内の砂浜約百六十㍍の区間で海と陸の境界線を確定するもので、埋め立て申請書類を作成する準備作業の一環です。
 地元説明会は、計画に反対する鞆町江の浦元町一町内会(浅井戟代表)などが要求して開かれたもので、前市長が断念した同計画を強行しようとする羽田皓市長のもとで開かれるのは初めて。地元住民ら約二十人が参加し、県福山地域事務所港湾課と市土木部港湾河川課が説明しました。
 日本共産党の辻つねお県議と村井あけみ、土屋知紀両市議が同席しました。
 公有水面埋め立て法などが関係住民の完全同意を求めているにもかかわらず、県側が「個人の遺失利益よりも公共の利益の方が大きいと判断した」と説明したため、住民らは「歴史的な自然景観に囲まれて、穏やかに何十年も暮らしてきた利益を上回る公共の利益はないと思う」と反論。
県側は「公共の利益」について抽象的な説明しかできず、「測量だけでもやらせてもらえませんか」と懇願しましたが、住民らは「申請作業を進める前に、同意を得るのが手順ではないか」と拒否しました。

1990
県、市(手前)と話し合う鞆町江の浦元町一町内会の人ら(奥側)=9日、福山市鞆町

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