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2007/1/25 鞆港埋め立て架橋―県・市が測量実施強行を通告―

 鞆港埋め立て架橋計画で、実施主体の広島県と福山市は23日、羽田市長が計画の推進を表明して以来、地元で2回目となる説明会を拓き、鞆港内の砂浜の測量を今月中に実施すると、通告しました。
 参加した鞆町江の浦元町一町内会の住民ら約30人からは、「測量よりも計画の是非について説明が先だ」として、抗議する意見が相次ぎました。
 しかし、県と市はそれらの質問にはまったく答えず、測量場所の地図を広げ説明を強行。住民らは、県・市の行動に抗議の意を示し、説明会を退席する事態になりました。
同席した日本共産党の辻つねお県議、村井あけみ、川崎誠、土屋知紀の三市議は、「地元住民を粗末にして、説明を完了したというアリバイをつくるものだ」と厳しく抗議しました。
 測量は、鞆構内の砂浜約160メートルの区間で海と陸の境界線を確定するもので、埋め立て架橋事業の着手に向けた埋め立て免許申請書類を作成する準備作業の一環です。
 県と市は9日に開いた一回目の説明会を経て、10日から測量する予定でしたが、住民らから「納得できるまで測量を強行するな」と強い要求があり、延期されていました。
 説明会の直後「広島県福山地域事務所建設局は「説明責任は果たした。もともと住民同意がなくても可能な測量を実施することはやむを得ない」と表明。住民らは「勝手に地図を広げたことは、説明したことにはならない。住民を愚弄するものだ」と怒りをあらわにしています。

2020
県と市に抗議する住民ら=23日、鞆町元町会館

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