2007/2/15 福山市障害福祉計画―パブリックコメント(市民意見)が342件
福山市障害福祉計画のパブリックコメント募集の結果と2月9日に行われた民生福祉委員会の内容についてお知らせします。
パブリックコメント(市民意見)が342件
多くの障害者や関係者の強い反対を押し切って自民・公明の強行で採決された、障害者自立支援法が本格実施され、負担の重さに怒りが渦巻いています。
福山市はこの法律に基づき、これからの障害者施策の具体的な数値目標などを定めた計画(福山市障害福祉計画)を策定しています。これは、障害を持った方が「地域で暮らす」「働ける」ことを骨子としています。
この計画に対し、パブリックコメント(市民意見)を募集していましたが、市内全域から196人、10団体の意見・要望(窓口83/FAX55/郵送43/ホームページ25)が寄せられました。分野別意見は、合計342件でした。
みなさんから寄せられたご意見・ご要望は、3月上旬に策定される「福山市障害福祉計画」の第2次案に反映されます。
寄せられたパブリックコメントの内訳
重度心身障害児・者のためのサービス拡充意見は99件
寄せられた意見のうち、重度心身障害児・者のためのサービスの充実を求める意見は99件、全体の約30%を占めました。このため、寄せられた意見をもとに、重度心身障害児・者のサービス拡充を、施策に盛り込むことになりました。
2月9日に行われた民生福祉委員会で明らかになったことです。
報酬単価引き上げを国に求める
ヘルパーの報酬単価が低く、どの事業所でも大変です。民生福祉委員会では「必要な施策を講じる」ために、市として報酬単価の引き上げを国に求めることが明らかにされました。