2008/6/27 水路転落死亡事故発生、現地調査し、市長に緊急要望
6月17日(火)午後7時32分ごろ、御幸町下岩成668-13地先の市道井溝線沿い用水路に、78歳の男性が転落し死亡する事故が起きました。
事故の詳しい原因はまだ不明ですが、市道井溝線を自転車で通行中、誤って井溝川に転落し死亡されたと見られる、とのことです。
日本共産党市議団は、現地調査を行い、24日、羽田市長あてに改善のための要望書を提出しました。
要望書では、①井溝川沿いに、緊急に転落防止柵をつけること、②道路を堅牢な構造とするためために、井溝川の用水路側面のコンクリートを道路面まで上げ、舗装は、道路端まで行うなど整備すること、③全市域への水路転落防止対策を抜本的に強化すること、の3点を求めています。
事故現場の調査 ― 道幅が狭く、道路端は未舗装で用水路側へ傾いて危険
--------------------------------------------------------------------------------
日本共産党市議団が現地調査を行った結果、事故現場の市道は、用水路側の道路の端を残して舗装され、道路の端は土砂が露出し水路側に傾いており、滑りやすいなど危険な状態であることが分かりました。
ご近所からは、「このあたりは、道幅が6メートルくらいで狭いのに、直線なので、車が結構スピードを出して通行する。車の離合時には、歩行者や自転車は避ける場所もなく、危ないと思う。やはりガードレールかガードパイプが必要ではないか」、「以前、子どもが落ちて、救い上げられたことがある」、「子どもの通学路なので心配です」などの声が聞かれました。
また、土木常設員の方からは、「井溝川沿いの道路に、ガードパイプの設置も要望している」とのことです。
この地域は今後、吉野川に橋が建設され、西側にむけて道路拡幅の計画もあり、さらに交通量が増加することが懸念されることからも、早急な対応が求められます。
応対した野田土木部長は、この地域の安全対策については、2002年から取り掛かっており、町内との話し合いで、学校周辺から計画的に取りかかっているが、転落死亡事故という事態をうけ、常設委員や町内会と改めて相談し対応する旨、回答した。また、ガードパイプ設置とともに、道路のかさ上げ、道路端までの舗装については町内と話し合し優先場所を決めて取り掛かると回答しました。