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国保税の引き下げを―日本共産党福山市議団が修正案を提出

 6月議会最終日の7月2日、今年度の国保税を1人あたり年2929円増税し、10万8684円とする条例改定が、日本共産党以外の賛成多数で成立しました。

これ以上の負担増は許されない

 今年度で3年連続で、合計6252円の増税です。

 国保税は、「協会けんぽ」など他の医療保険よりも負担が重く、所得100万から400万円世帯では滞納率が14%超となるなど深刻です(2017年度)。

 滞納者から給与などを差し押さえた件数は1041件(2018年度)に上ります。

 これ以上の負担を市民に課すべきではありません。

引き下げ修正議案を提出

 6月議会には、引き下げを求める市民の請願署名が合計で1780筆提出されました。

 日本共産党は、4議席の議案提案権を使って、引き下げのための修正案を提出しました(議案提案権は、定数12分の1以上の議員数が必要)。

 総務委員の高木たけし市議が修正案の説明をし、他の議員の賛同を求めました。

 引き下げのための所要額は、約2億2千万円余です。

 昨年度の国保会計は、決算剰余金が2億7千万円余、基金残高は18億8千万円余に上り、財源は充分あります。

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「なんでも賛成」のオール与党で良いのか

 しかし、日本共産党以外の議員は、請願や修正案に対し、質疑も討論もせずに否決しました。

 重い負担をかえりみない福山市とオール与党議員の姿勢は許されません。

 日本共産党市議団は引き続き、4人の議席をいかし、市民の願いを代弁するために全力を尽くします。

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