地震・津波に備え、万全の対策を(2022年3月議会報告)
南海トラフ地震が起きた場合、福山市では津波による浸水深が1メートル以上になる地域が最大2326ヘクタールに及ぶと想定されています。
津波から一定の安全性が確保される「防護達成人口率」は、2020年度末時点で64.9%、2025年度末目標が65.5%という状況です。
事業所や住民組織の合同避難訓練、「調整が必要な場合は適切に支援する」
日本共産党市議団は、各学区や地区で作成した防災計画について、「地域ごとの津波の到達時間や浸水深をふまえた訓練を実施し、課題があれば計画の見直しも必要」と指摘し、市として支援するよう求めました。
また、「地域の事業所や住民組織が合同で避難訓練を行えるよう支援を」と求め、「調整が必要な場合は適切に支援する」と前向きな答弁がありました。
地域ごとの課題をふまえた避難方針を
福山市は「南海トラフ地震防災対策推進計画」を作成していますが、地域別の特性と課題をふまえた具体的な方針はありません。
静岡市の計画では、地域別の被害想定、浸水域人口、高齢者や要配慮者人口などを示し、課題や避難方針を明らかにしています。
福山市も地域別の課題・避難方針を盛り込んだ計画をつくるよう求めました。
福山市の津波ハザードマップ、ぜひご覧ください↓
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/bosai/10792.html