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市職員の男女賃金格差について(2023年12月議会一般質問)

2023年12月議会の日本共産党・みよし剛史市議の一般質問です。

第一質問と答弁を掲載します。

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みよし剛史市職員の男女賃金格差について伺います。

 女性活躍推進法の改正により、地方自治体で働く職員の男女賃金格差が公表されています。本市における2022年度の職員の給与の男女の差異の状況は、男性の給与に対する女性の給与の割合が、任期の定めのない常勤職員83.3%、任期の定めのない常勤職員以外の職員69.0%、全職員で61.2%とのことですが、それぞれの男女別の人数構成をお示し下さい。また、任期の定めのない常勤職員以外の職員のうち、女性職員の平均年収とその主たる職種をお示し下さい。

 なぜ女性職員の給与が男性職員の6割程度に止まっているのか、現状の是正は必要と考えられるのか、お答え下さい。あわせて県内自治体との比較による本市の状況をお示し下さい。

 男女の格差については、性別に着目して男女で異なる取り扱いをする「直接差別」と、一見性別に関係ない取り扱いでも、運用した結果、どちらかに不利益が生じる場合の「間接差別」とがあります。現状では間接差別に相当する状況が生じているのか、認識をお答えください。

 本市が公表した差異の状況における給与には、各種手当、時間外労働分についても含まれているため、時間単価換算での比較も必要と考えます。任期の定めのない常勤職員と、任期の定めのない常勤職員以外の職員における基本給を、所定内勤務時間で除した場合の時間単価と、それぞれの男女別単価をお示しください。

市長答弁:次に、市職員の男女それぞれの給与についてであります。

 任期の定めのない常勤職員の人数は、男性1,840人、女性2,126人、任期の定めのない常勤職員以外の職員は、男性440人、女性2,218人であります。

 次に、任期の定めのない常勤職員以外の職員のうち、女性の平均年収は約200万円で、主な職種は、介助員、放課後児童補助員、保育士であります。

 次に、職員の給与については、性別に関係なく条例等に基づき適正に支給しています。

 結果的に男女の給与に違いが生じる要因は、

・相対的に給与水準の低い任期の定めのない常勤職員以外の職員に対する女性の割合が、約8割を占めること

・相対的に給与水準の高い医療職に占める女性の割合が男性より低いこと

・扶養手当や住居手当の受給者に占める女性の割合が男性より低いこと

 などが考えられます。

 なお、県内自治体との比較については、それぞれの自治体の職員の勤続年数、職種、人数などの構成が異なるため、比較することはできません。

 次に、任期の定めのない常勤職員の時間単価は2,100円、うち、男性2,180円、女性2,010円、

 任期の定めのない常勤職員以外の職員の時間単価は1,310円、うち男性1,460円、女性1,280円であります。


再質問は、福山市議会の会議録や中継映像をご覧ください。

(議事録の更新は次回の定例会開催前になります。)

https://ssp.kaigiroku.net/tenant/fukuyama/pg/index.html

https://fukuyama-city.stream.jfit.co.jp/

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