再審法改正の意見書を可決
えん罪被害者の救済を早く
3月定例会最終日の21日、福山市議会は「再審法改正を求める意見書」全会一致で可決しました。
意見書案は2月20日に広島弁護士会から「再審法改正を求める意見書」の採択を求める請願に基づくもので、請願内容については全ての会派が同意、紹介議員になったため、3月6日に即日採決され、全員賛成で可決、採択されました。
意見書では、えん罪被害者を救済するための「再審のルール」が存在しない状態となっており、再審請求手続きの整備とともに、捜査機関の手元にある証拠の開示、再審開始決定に対する検察の不服申立ての制限を盛り込んだ再審法の改正を国に求めています。
昨年12月16日には、同主旨の意見書提出を求める要望が日本国民救援会広島本部等21名の連名で福山市議会へ提出されていました。
えん罪被害防止へ、一刻も早い法改正が必要です。