補聴器購入に助成を求める署名

署名に多くの市民の声 1404筆追加提出

「補聴器の公的助成を求める会」は5月26日、国の補助制度の対象とならない軽・中度の難聴者への補聴器購入助成を求め、1404筆の署名を提出しました。昨年の提出分との合計で2599筆となりました。

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当事者や支援者14人が市役所を訪れ、障害福祉課長ら職員5人と懇談しました。高木たけし、みよし剛史両市議が同席しました。

参加した当事者からは、「難聴は一人ひとり聞こえない音域が違うので見合った補聴器でなければならないがとても高額。」「聞こえないと外出もしたくなくなる。ひきこもりにもつながりかねない」「18歳未満の軽・中等児への助成はあるが、18歳になった途端、お金の不安ばかり考える」と、難聴による生活の困難さと助成の必要性が語られました。

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障害福祉課長は補聴器に認知症の予防効果もあることを認める一方、「国の統一的な対応が必要」との答えに止まりました。「在宅介護も増え、家族の問題でもある。検討して欲しい。」と切実な声が上がっています。

福山市議団ニュース2023.5.24

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市民要求懇談会を開催します

6月議会の日程

6月議会が下記のような予定で開催されます。

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 また、6月議会の前に日本共産党市議団の「市民要求懇談会」を開催します。

 要望や困りごとを出し合い、市政の改善につなげましょう。お気軽にご参加ください。

 日時:5月31日(水) 午後3時から

 場所:議会棟3階 第1会議室(議会棟2階受付にお越しください

2022年度 政務活動費 収支報告

 政務活動費は、議員一人あたり月13万円が支給され、市政に関する調査研究や市民のみなさんへの広報、意見を聞くために使用します。

 日本共産党福山市議団の2022年度政務活動費の収支をご報告します。

 おもに、「研修費」は行政課題について学ぶオンライン議員研修、「資料購入費」は調査・研究のための専門書や新聞などの購読、「広報費」は市議会だよりの印刷やホームページ管理、「広聴費」は介護実態調査アンケートの返信郵送代、要請・陳情活動費は介護保険についての政府交渉出張旅費、「人件費」は常勤事務局員の雇用、「事務所費」は市役所控室で使用するコピー機や文具などに使用しました。

 合計425万8690円を支出し、16万1310円を返還しました。

 領収書の写しや研修報告書は、市役所3階の市政情報室や、市議会ホームページで閲覧できます。

 福山市議会HP https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/gikai/

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「蔵王雨水幹線」現地視察報告

手城川の浸水対策が進む

近年の豪雨によって手城川流域では浸水被害が頻発しており、平成30年7月豪雨では61戸の床上・床下浸水が発生し、抜本的な浸水対策が求められていました。

手城川下流域では県による河底の浚渫工事とともにポンプの増設が行われており、南蔵王・蔵王町では今年度末の完成予定で「蔵王雨水幹線」が整備中です。

雨水貯留施設として有効活用

 みよし剛史市議は5月19日、雨水幹線の現場見学に参加し、地下約15メートルを掘り進めて整備されている管径3000㎜の管渠の中を視察しました。

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 この管渠が完成すると、延長は約3.2㎞にもなり、明神町に建設中の「蔵王ポンプ場」と接続します。豪雨によって水路が増水した際に雨水を管渠へ送り込み、ポンプによって手城川の下流域に排水します。

 しかし、ポンプ場の工期が予定よりも2年延びたことから、昨年3月の予算特別委員会でみよし市議が、ポンプ場が完成するまでの当面の間、雨水幹線を雨水貯留施設として活用することを求めたところ、雨水幹線自体に貯留できる量が約1万5000㎥(標準的な25mプールの25杯分)であることが明らかにされ、ポンプ場の完成を待つことなく、雨水貯留施設として有効活用されます。

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 視察中の説明では、エリア内にある水路の水位が概ね80%程度に達した時点で雨水を取水口から流入させていく仕組みとなっており、取り込まれた雨水は降雨が収まってから、徐々に排出されます。

 浸水対策の前進は地域の大きな願いであり、一日も早い完成が待たれるところですが、治水は流域全体の整備効果が発揮されなければなりません。

引き続き、手城川の河川改修も着実に進められるよう、県への要望活動も市議団として行っていきます。

国保運営協議会 5月25日開催

「国保引き上げSTOP」の声を 
 6月議会で国民健康保険税の今年度の税率が決定します。3月の国民健康保険運営協議会では6704円もの大幅引き上げ方針でした。
 
 5月25日の協議会(14:00~ 本庁舎6階60会議室にて)で本算定が示されます。ぜひ傍聴ください。
 
 年金生活の方や自営業の方の暮らしが大変な中、福山市は国保税を大幅に引き上げようとする方針をだしています。声を大きく上げなくてはなりません。
 
 福山市社会保障推進協議会(会長 柳井優)が6月議会へ「2023年度 国民健康保険税の引き下げと制度改善を求める請願署名」の提出に向けて活動しています。署名で「暮らし守れ」の声を集めましょう。
 
 
国保署名はFAX(084-952-2660)へご送信ください。

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福山市議団ニュース2023.5.18

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福山道路建設 県が収用手続きを開始

「任意協議」の一方で「強制収容」の手続き

 「福山道路等の地権者トラストの会」と国交省は、福山道路建設の事業用地について、任意協議による解決に向けた調整を行っている所でしたが、4月27日に突然広島県が3年間保留していた土地の収用手続きを1年余の期間を残して開始することを告示しました。

 事前の通知も無い中での告示であり、5月12日、同会は国交省に説明を求めました。みよし剛史市議が同席しました。

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 国交省福山事務所の用地課は、「土地の境界を確認・確定するため、立ち入り調査するには告示が必要」と、任意協議のための収用手続き開始であることを説明しましたが、協議のために3年間の保留期間を設けたにも関わらず、1年2か月を残したタイミングでの告示の理由については、建設工事の進捗も影響していることを認めました。

 任意の解決には双方の信頼関係が前提であり、早期の工程が求められれば、任意解決を待たず強制収容する可能な状況になったことは、合意形成に大きく影を落とす形にならざるを得ません。

 今後法定手続きとして、すべての地権者に収用手続きの開始が「ただちに」周知されますが、同会代表の村上氏は、地権者への配慮のため同会との協議の上で、ひとりひとりに手稲にな周知方法を求め、担当課はこの要望に応じ、協議すると答えました。

住民アンケート要望実現へ

市政に声を届けて一歩ずつ前進

 昨年配布した「2022ふくやま住民アンケート」には、650通を超える返信が寄せられました。日本共産党市議団は市政への要望活動を行い、徐々に実現の運びとなっています。

 北本庄の交差点では、「通行の車が見えにくいので何とかカーブミラーを設置できないか」と要望があり、現地調査とともに市に要請したところ、早ければ、夏頃にはカーブミラーが設置できることになりました。

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駅家町上山守の交差点では、右折車による渋滞の解消のために、右折レーン設置と信号機の改良を地域住民の方と警察へ要望を行い、改良が実現しました。

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 東手城町の横断歩道の塗り直しの要望があった箇所では、その後、車と通学児童との接触事故が発生し、直ちに関係機関へ改善要望を行いました。早急の横断歩道の塗り直しと路面標示が設置されます。

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今後も要望実現に、みなさんとの取り組みを継続していきます。

5月臨時議会の報告

ひとり親世帯等の児童一人5万円の給付が可決

5月9日の臨時議会では、子育て世帯生活支援特別給付金の予算議案など3件の市長専決処分の承認が求められたのち、副議長選挙が行われました。

子育て世帯生活支援特別給付金では、ひとり親世帯や物価高騰による影響を受けている低所得の子育て世帯の児童に対して1人当たり一律5 万円が支給されます。

収入減などにより家計が急変したことで対象となるかたは申請が必要ですが、自分が対象となっているかどうかは自身での判断は非常に難しく、行政も把握ができません。

支援金を給付するのであれば、申請の必要のない幅広の仕組みが求められます。

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正副議長 2年連続の同一会派

副議長選挙では、日本共産党は高木たけし市議が副議長に立候補しました。

結果は、日本共産党以外すべての議員の投票で、最大会派水曜会の榊原則男市議が選出されました。

これにより、2年連続で同一会派の議長・副議長になりますが、2020年度も同様だったため、4年間の任期の内、3年間を最大会派の議員が議長・副議長を務めていることになります。

議長・副議長は議会を代表する重要な地位にあり、議場の秩序の保持や議事の整理、議会の事務処理だけでなく、対外的な議会の代表ともなり、多くの公的行事にも関わります。

公正・中立な議会運営のためには正副議長ともに同じ会派の議員が務めるのは望ましいとは言えません。

これほどの独占は過去に例がない異例な状況ですが、他会派からも全く異論が出ず、立候補者もいないというのでは、本当に民主的な運営が行われているのか不透明ではないでしょうか。

幅広い市民の願いが届く議会にするためにも、「市民に開かれた議会」の実現が必要です。

以下は高木議員の副議長選立候補での所信表明です。

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