新年度からの介護保険料すえおきの方針です!

 福山市は、2018年度から3年間の介護保険料をこれまでと同額とし、引き上げを行わない方針(案)を示しました。7kaigohokendankai

 日本共産党市議団は、「保険料が高すぎて払えない」と引き下げを求める市民の切実な声をもとに、議会で繰り返し保険料の引き下げを求めてきました。

 今回のすえおき方針は、市民の声が反映されたもので評価できます。

 とはいえ、介護保険が始まった2000年当初に比べ、保険料(年間基準額)は、3万8200円から7万400円へと約2倍に引き上げられてきました。

 保険料の引き下げや減免制度の拡充、利用料の負担軽減が強く求められます。

 他市では、一般会計から介護保険会計に財源を繰り入れて負担を軽減したり、所得にみあった負担になるよう所得階層の細分化をすすめるなど、独自に努力しています。

 署名など運動を広げ、安心の介護保険制度を実現しましょう。

 日本共産党市議団は引き続き、議会論戦とともに市民のみなさんと力をあわせて頑張ります!

S2018kaigohokenryou

「市政速報」つくりました。 PDFファイルをダウンロード ←クリック!

署名を求めて、さらなる引き下げを!

 「福山市社保協」は2月23日、介護保険の改善を求め、議会に第1次の要望署名を提出する予定です。

署名用紙(PDF)をダウンロード ←クリック!

要望提出―真の動物愛護・共生の福山市に

 犬・猫の多頭飼育、犬の放し飼いなど不適切な飼育による近隣トラブルの相談が増えています。

 野犬問題も深刻です。

Simg_3564

 党市議団は2月8日、市長あてに要望書を提出し、市動物愛護センターを訪問しました。

要望項目

1.安易に育てられない犬猫を誕生させないよう指導を強化するとともに、避妊・去勢手術への助成制度を一般家庭や野猫・野犬にも拡充すること。

1.多頭飼育や動物虐待に対し、良好な環境で適切な頭数を飼育するよう指導を徹底すること。改善が見られない場合には、引き取りを行うこと。また、飼い主に対して、必要に応じて保健福祉部局との連携を行い、医療福祉面からの支援も行うこと。

1.野犬ゼロ都市宣言を行い、野犬保護の取り組みを抜本的に強化すること。

1.福山市動物愛護センターの建て替え拡充を行い、保護頭数の増、期間延長などで直接の譲渡数を抜本的に増やすこと。そのための職員配置数を増やすこと。

1.福山市内の保護犬譲渡施設を増設すること。

1.保護活動に取り組む登録ボランティアの予防接種、避妊・去勢、ミルクなどに係る費用を助成すること。

1.悪質なブリーダーやパピーミルに対する規制と取締りを強化するよう法改正を国に求めること。その際、近親繁殖の禁止、生後3カ月未満の幼猫・幼犬の販売禁止を盛り込ませること。

Simg_3552

 動物愛護センターでは、犬・猫の保護や譲渡、動物に関する苦情の対応、人間の責任や命の尊さを伝える「命の授業」を学校や町内会で実施するなど、様々な活動に尽力しています。

 しかし、予算が不足し、保護動物のえさや必要品をボランティアの支援で補うなど、厳しい状況にあります。

Simg_3617

 また、他市では、センターにドッグランを併設するなど「見せる施設」として、ふれあいを通じた飼育責任の啓発や譲渡の取組みが強化されており、福山市でも施設の拡充が望まれます。

 予算の抜本的な拡充など、3月の予算議会に向け、引き続き取組みます。

Simg_3585

▲施設内を見学させてもらいました。

Simg_3612

▲センターの愛犬「ゆき」ちゃん。「命の授業」にも出張します。

Simg_3599

愛情を持って最後まで責任ある飼い方を

Simg_3607

動物愛護センターのホームページでは、犬や猫の新しい飼い主の募集や、「命の授業」などを案内しています。↓

http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/dobutsuaigo/

2018年度の国民健康保険料 ―2060円増とんでもない!

2060円増とんでもない!

 2018年4月、国民健康保険の財政運営が市町から県に移管されます。

 広島県は、県内で保険料を統一する方針です。移管後は、県が示す標準保険料を目安に各市町が額を決定し、6年間を激変緩和期間として、段階的に毎年引き上げていく方針です。

 福山市は2月8日の国保運営協議会で、今年6月からの国保料を加入者一人あたり平均2060円引き上げ、10万5908円とする案を示しました。

加入者の生存権を奪う大幅値上げ

 現行の試算では、2024年度には12万1062円に上がります。今年度比16.6%もの引き上げは、加入者のくらしや命までをも脅かす事態です。

一般会計から法定外繰入の継続を

 大幅増の背景には、県移管にあたり、これまで各市町が加入者の負担を抑えるために行なってきた「一般会計からの法定外繰入」を「被保険者(加入者)への影響を踏まえつつ解消に取組む」よう国が求めていることにあります。

 日本共産党の高木たけし市議は、国保運営協議会と総務委員会で、「国保料を払えず、医療が受けられなくなる人がますます増える。国民皆保険が機能しなくなる」と追及。「厚生労働省は、2018年度の法定外繰入は認めている(「国保実務」2017年10月2日)。法定外繰入を継続して、保険税の抑制を」と強く求めました。

 しかし市は、「(法定外繰入は)いずれ解消しなければいけない」として、「国保会計の財政調整基金のみを活用する」と強弁しました。

 国保加入者は、自営業や非正規労働者、年金生活や失業で無職の人など低所得世帯が多く、高すぎる保険料は今でも大きな負担です。福山市の加入者一人あたりの平均所得は48万4944円で、県平均よりも低い状況です。

負担増を防ぐ財政力はある!

 値上げによる加入者の影響について、市も「低所得者が多数いる。払いにくくなる」との認識を示しています。このまま負担増を押しつけることは許されません。

 倉敷市では、2018年度の国保料を引き上げないために、3.5億円を一般会計から繰り入れるとのことです。

 福山市の場合、約1億5500万円あれば、引き上げを抑制できます。

 福山市の一般会計は、毎年30億円以上の黒字があり、これらの一部を使えば、値上げは必要ありません。

住民の立場に立ち、いのちと健康を守る福山市に

 市民の立場に立ち、いのちと健康を守る福山市になるよう、運動を広げましょう。日本共産党市議団も引き続き、みなさんと力をあわせてがんばります。

市民要求懇談会にご参加ください

 3月の定例市議会は、代表質問と一般質問があり、予算特別委員会も開かれます。

 みなさんの願いを市政に反映させるため、日本共産党市議団は力をあわせて議会論戦に取り組みます。

 お気軽に懇談会にご参加いただき、ぜひ、市政に対する要望や疑問に思うことなどをお聞かせください。

2月5日(月)のお昼と夕方の2回、開催します

午後2時から 福山市役所 議会棟3階 理事者控室(2階の受付にお越しください)

午後7時から 福山民主会館3階(東町2丁目3−23)

市議団ニュース(2018.2.4日号)ご覧ください。

下記の内容について、ご報告しています。ぜひご覧ください。

就労継続支援A型事業所「フィル」の閉鎖問題

より良い保育を求める要望懇談(9144筆の署名)

福山駅前再生ビジョン

環境測定局の削減

Ssigikainews201824

PDFファイルをダウンロード  ←クリック!

大気汚染―環境測定局の廃止やめよ

 現在、大気汚染状況を常時監視するために、市内9カ所に測定局が設置されています。 

 その測定局について、市は1月28日の環境審議会で、手城小学校を2月末に全面廃止し、培遠・向丘中学校での二酸化硫黄、松永小学校・神辺事業所での風向風速の測定項目を廃止する方針を示しました。

 ばいじん被害もあり、大気汚染は市民の健康と生活に直結する問題です。

 審議会委員の高木たけし市議は、「地域の環境を把握し大気汚染を防止するため、測定局や測定項目を削減すべきではない」と求めました。

 PM2.5(微小粒子状物質)については、向丘中学校で新たに測定を追加し、引き続き整備を進めるとの方針で評価できますが、市民の健康と安全を守るため、測定局の維持・拡拡こそ求められます。

環境審議会の資料(大気汚染常時監視体制の見直しについて)をダウンロード  ←クリック!

2018126kankyosingikai

<追記>

Simg_3660_2

2月15日、環境保全課の職員に案内してもらい、手城小学校の測定局を見に行きました。

1970年代に設置された建屋は老朽化していますが、内部の観測機器はもちろん現役で、24時間観測を続けています。

Simg_3676_3

長年、観測結果に大きな変化がないことが廃止理由の一つですが、変化(悪化)しないように環境を把握するために測定所があるのです。職員さんも「測定局のデータを根拠に工場などに立ち入りを行う」と言われていました。大気汚染防止の指針となる環境測定を縮小すべきではありません。

「福山駅前再生ビジョン案」にあなたの声を―パブコメ募集中

 1月18日、都市整備特別委員会が行われ、河村ひろ子市議が「福山駅前再生ビジョン(案)」について質疑しました。

 市は「福山駅前再生ビジョン案」を公表し、「市民、事業者、行政がめざす福山駅前の姿を共有し、連携して再生に取り組んでいく」としています。

 1月19日から2月19日までパブリックコメントを実施し、3月中に策定します。

パブコメについては、市ホームページをご覧ください↓

http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/ekimaesaisei/110402.html

 目指す姿として

▽福山の伝統と柔軟なアイデアが出会うビジネス拠点づくり

▽新しいライフスタイルの実現

▽福山城などを活用したにぎわいの創出

▽ヒト・モノ・カネの活発な交流を支える交通環境の充実

▽地域づくり・人づくり

▽「戦略的な情報発信」の6つを掲げています。

 公共空間の再整備に取り組むとして、福山城公園などにPark-PFI手法(民間業者が公園内で飲食店などを運営し、その収益で公共部分を整備する)の導入が検討されています。

 都市公園には防災拠点など「公共の空き地・緑地」としての様々な役割があり、原則2%の建蔽率が定められています。しかしPark-PFIでは、特例として大幅な緩和が可能になるため、「儲け本位」の公園整備にもなりかねません。

2018年度予算要望を市長に提出しました

 日本共産党市議団は毎年、次年度の市の予算編成に対し、市民のくらしや福祉、教育の向上につながるよう、さまざまな要望を提出しています。

 1月19日、38分野420項目にまとめた要望書を枝廣直幹市長に手渡しました。

 Simg_3424

予算要望書の全文はこちらをクリック!(PDFファイル)

2017年12月議会だよりができました。

 日本共産党市議団の12月議会の質問や福山市政について、お知らせしています。

S201712giaihoukokuomote

表面PDFファイルをダウンロード  ←クリック

S201712giaihoukokuura

裏面PDFファイルをダウンロード ←クリック!

 中学校給食の全校実施計画、「ヒバクシャ国際署名」を県内すべての自治体が賛同したこと、基金総額384億円の福山市の財政や議員定数、A型事業所閉鎖問題、水路転落事故対策、朝鮮通信使の記憶遺産登録についてです。

 これから市内5万世帯に配布します。ぜひご覧ください。

 全戸にはお配りできてないので、希望される方には、郵送いたします。お知らせください。

 また、ご近所などの配布にご協力いただける方がいらっしゃったら、ぜひご連絡くださいませ。

info@f-jcp.com

中学校給食、完全実施のお知らせ(市政報告)

 ついに、すべての中学校で給食が始まります!嬉しいお知らせの市政報告です。

S2018117chugakkoukyushoku

PDFファイルをダウンロード ←クリック!

 12月議会では、より良い給食の実施を要望

 市の計画は、近隣小学校で調理した給食を配送する「親子方式」です(鞆の浦学園を除く)。

 すでに「親子方式」で実施する給食現場では、「大量の調理で作業負担が大きい」との声もあがっています。

 正規調理員の増員とともに、より安全で食育効果の高い「自校調理方式」の導入を求めました。

 また、格差と貧困の拡大で、食事をまともにとれない子どもが増えています。小学校給食を無料にし、保護者の負担軽減を求めました。

市議団の紹介
塩沢みつえプロフィール みよし剛史プロフィール

仁比そうへい 活動日誌

ひろ子ワールド