2005/1/27 広島、福山地域共同センターが憲法学習会
広島県東部の平和委員会や日本共産党など13団体でつくる「憲法を守れ!有事法制の発動許すな福山地域共同センター」は27日、福山市内で憲法学習会を開き、約80人が参加しました。 福山法律事務所の服部融憲弁護士が「憲法を読もう」と題
して講演。日本共産党から辻つねお県議が参加しました。
会場をいっぱいに埋めて服部弁護士の話に聞き入る参加者ら
服部弁護士は自民、民主両党や財界の改憲策動について「2007年7月には参院選があり、衆院も任期の4年目。憲法国民投票とあわせ、どさくさにまぎれたダブルかトリプル選挙になる」と指摘。「改憲論者の一番の弱点は、国民が憲法をよく理解
して『憲法を変える必要性がどこにあるのか』と聞かれることだ」と述べました。
共同センターの佐方光代表代行は「憲法を声に出し読んでみたら、天皇条項を飛ばして15分で読めた。崇高な理念に改めて感動する」とあいさつしました。
花岡利明事務局長は、①来月から毎月9日に定例宣伝をする、
②福山空襲六十周年行事を実行委員会形式で開催する、③広島市で3月12日に開催される「九条の会」講演会を成功させよう―と提起し、参加者らは大きな拍手で賛同していました。