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2005/6/11 金川産業の組合つぶし、建交労分会の支援デモに150人

 広島県福山市の液体酸素などタンクローリー運送業、金川産業株式会社(金川康二社長、従業員三十二人)の業務縮小や賃下げ、組合つぶしとたたかっている建交労金川産業分会(藤本光委員長、二十二人)を支援しようと十日、会社の周囲を行進する抗議デモが取り組まれました。
 約150人が参加し、金川社長へ「暴挙を直ちに改めるよう強く要求する」との要請書を提出しました。
 広島県労連の今谷賢二副議長は「金川分会に働く仲間は数年来、賃下げなどの会社提案を受け入れて経営再建に協力してきた。誠意を踏みにじる金川社長のひどさは群をぬくもの。今回一人あたり二百万円もの賃下げに応じなければ業務縮小するという暴挙は、企業の社会的責任の放棄だ」とあいさつしました。
 「建交労つぶしをやめろ」「誠意ある団体交渉をしろ」とのシュプレヒコールが響き渡る会社敷地内で、建交労県本部の吉岡芳樹委員長や民主団体の役員ら十人が社屋の扉を開けて、要請書を受け取るよう要求したところ、金川社長に「誰が入れと言ったか。外に出てくれ」と押し返されたため、「要請を拒否するのか」と抗議。
 金川社長は、しぶしぶと要請書を受け取りました。
 デモ終了後に参加者は県労連の尾野進議長の音頭で「団結がんばろう」を三唱。藤本委員長は「大きな支援に力の源をもらった。計画の撤回をかちとるまで頑張る」と語りました。
 行動には日本共産党福山市議団の村井明美、高木武志、土屋知紀の三議員が参加しました。

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建交労金川産業分会を支援する抗議デモのシュプレヒコールをするデモ参加者ら=11日、広島県福山市

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