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2005/6/23 日本共産党提案の国保税値下げ議案、オール与党議員の反対で否決

23日、6月市議会総務委員会で、日本共産党は国保税引き下げ条例改正案を、提出しました。
 四議席の議案提案権を活用したもので、国保税値下げ条例改正案は、昨年6月にも、提出しています。
 
 福山市は、新年度予算方針で、「国民健康保険税の引き上げを押さえ、介護保険料の引上げは、03年程度とする」との方針を提案しています。
 今回の条例改正案は、介護保険料・国保税合計でも、全ての市民が、値下げになるよう、保険料設定を組替えて、提案したものです。
 値下げのための財源は、二〇〇四年度国保会計の黒字分、八億八千万円余と、国保会計の積み立て基金23億円余を利用します。

 総務委員会での質疑では、保守系議員から、提案者の村井あけみ市議に対し、「市民の担税能力は限界だ。国保税が高いのは事実だが、長期的な財政見通しがない」「基金の取り崩しで、引き下げの財源には出来ない」などと意見が述べられました。
 これに対し、村井市議は、「本会議では、基金の取り崩しで、保険料を引き下げる事は出来ることを答弁されている」と、反論。
「国保税が高く、保険証を取りあげられ、お医者にかかれない市民の切実な願いに応えるための提案だ。財源は十分あり、政策決定で、税金は引き下げる事ができる」と議案に賛成するよう促しましたが、採決の結果、日本共産党以外、オール与党議員の全員の反対で、否決されました。
 傍聴に来ていた市民らは「こんなに税金が高くて、苦しんでいるのに、ひどい」と、話していました。

 村井あけみ市議は「市民の切実な願いに答え、四議席の議案提案権を活用しながら、高い国保税を引き下げるため、引き続き頑張ります」と話しています。

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