2009/3/25 高木議員「市道占有料は減額せず、貴重な財源生かすべき」
高木たけし議員は16日の市議会建設水道委員会で、「福山市道路占用料条例の一部改正」案への反対討論を行いました。
議案は、国の「道路法施行令の一部改正」にともない、福山市が管理する道路の占用料を減額するものです。
市道に設置されている電柱や地下埋設ケーブル、公衆電話ボックスなどにたいしては、NTTや中国電力から占有料が徴収されています。
高木議員の討論は次のとおりです。
全国的な地価の下落や市町村合併の進展等を理由として、国において道路法施行令が一部改定され、道路占用料の見直しがされました。本条例「改正」は、それにともない、規定を改定するものです。市道の占有料は減額されることになります。影響額は、約八千万円です。
いま、国民に対して、さまざまな福祉の切り捨て負担増が行なわれ、生活は大変きびしくなっています。市民生活を考えれば、貴重な財源を生かすべきです。
中国電力やNTTなどの企業に対し、公有財産である道路の占用料をさらに引き下げ、格安で提供する必要はありません。
日本共産党は、反対を表明するものです。