65歳以上の人が払う介護保険料は、3年ごとに見直しをします。
福山市は、2021年度からの第8期の保険料を、第7期と同額とする方針を示しました。
2期連続のすえおきです。

基金18億円を活用
コロナ禍を考慮し、保険料を引き上げないために、介護給付費準備基金から約18億円を活用するとのことです。
負担増としなかったことは評価できます。
しかし、第6期まで増額され続け、2000年当初の約2倍にまで高騰しています。
払えずに滞納した人は、1573人に上り、その理由は「生活困難」が半数を超えます(2019年度)。
日本共産党市議団は引き続き、保険料の引き下げや減免制度の拡充を求めます。