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2016年9月議会一般質問(2、地方創生と福山市新総合計画について)

2、地方創生と福山市新総合計画について

 

村井あけみ市議 2014年11月「地方創生」関連2法案が成立しました。

 その内容は、「若者が将来に夢や希望を持てる地方の創生」などをうたい①人口減少の歯止め②東京圏の人口集中の是正③地域の住みよい環境の確保などを目的としています。

 人口減少による地域の衰退や「東京一極集中」のゆがみを打開することは、多くの国民が切実に求めているものです。しかし、安倍政権の「地方創生」は、その願いにこたえるものではありません。

 「地方創生」の大もとは「改訂成長戦略」「骨太方針」です。

 「アベノミクス」がめざす「世界で一番企業が活躍しやすい国」に向け地方をつくりかえ、大企業の「稼ぐ力」のために雇用や医療、農業など国民の生活と権利を守ってきた規制の緩和や撤廃を全国におしつけることが狙いです。

 これらが破たんずみの政策であることは明白です。大企業・財界のもうけを最優先した歴代自民党政権による地域・国土政策が、どれだけ地方を衰退させてしまったでしょうか。

 低賃金・不安定・長時間労働や、農業・中小企業いじめの政策が、どれほど若者の未来への希望を奪い、少子化を加速させてしまったでしょうか。

 これらになんの反省もなく、「地方創生」の新たな看板で、地域破壊を引き起こす政策を推し進めることは、国民に一層の生活苦と地方の疲弊を押し付けるものです。

 「アベノミクス」は、大企業が一時的にもうける「効果」はあっても、地域の中小企業、農業、福祉などを衰退させるものです。

 地域再生・活性化にいま必要なのは、「アベノミクス」をはじめとする安倍政権の悪政から暮らしと地域を守ることです。安定した雇用と社会保障こそが人口減少にたいする最大の歯止めです。

 この度、福山市が策定しようとしている第5次福山市総合計画の基本構想は、この破たんした安倍政権の地方創生に追従するものではないでしょうか。

 

 福山市は2014年に福山市行政運営方針を策定し、人口減少社会におけるまちづくりの考え方を示し、2015年備後圏域の連携中枢都市として5市2町とともにびんご圏域ビジョンを策定し、新たな広域連携に着手しました。

 まちづくりでは、必要なサービス機能を一定地域に集約化し、居住地域と交通や情報通信などのネットワークでつなぐ国土づくりを進めることが求められるとしています。

 人口のダム機能論に基づく地方中枢拠点都市圏構想と立地適正化、ネットワーク化は、周辺自治体のみならず、福山市内の周辺部を衰退させ、さらなる人口減少をもたらすものであります。

 行政主導の小中学校や公民館などの統廃合を進めようとしていますが、住民が築き上げてきた文化やコミュニティーを破壊し、地域を衰退させるだけでなく、行政不信を増大させるものです。

 そもそも、地方の疲弊と人口減、東京一極集中をつくり出したのは、自民党政治そのものであります。

 その総括も反省もないまま、財界、大企業主導の成長戦略のために地方の構造改革を進める地方創生に追従した総合計画は進めるべきではありません。

 

 今、行うべきことは、福山市が住民自治の立場を堅持し、総合計画は、各地域の特徴を生かし、住民と共に策定することを強く求めるものです。

 以上についてのご所見をお示しください。


市長答弁  次に,地方創生と福山市新総合計画についてであります。

 第五次福山市総合計画は,夢と希望あふれる社会を実現するため,市民の皆様と共有する本市の新たなまちづくりビジョンとして,お示しするものであります。

 地方創生は,人口減少に歯止めをかけ,地方が成長する活力を取り戻すことを目的としたものであります。

 そのため,第五次福山市総合計画は,福山市総合戦略やびんご圏域ビジョンとも整合をとる中で,多くの市民の皆様の御意見や本市の地域特性を踏まえ,策定しているところであります。

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