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介護保険食事代 5000円キャッシュバック 制度を活用しましょう

10月中に手続しましょう

 自民・公明党の強行と民主党の賛成で改悪された、介護保険制度は、利用者に重い保険料や利用料の負担、サービス切り捨てなど、痛みばかりを押し付けています。
 この事態を受け、福山市は、介護保険利用者の食費を補助する制度を作りました。みなさんが行った、署名運動や要望活動など、運動の成果です。
 この制度は、介護保険に使った食費のうち、5000円が、市から払われます。
 これは申請した人しか適用されません。 
急いで申請しましょう。

こんな人が対象です

 介護保険を利用している人は、ケアマネージャーさん、通所している施設や、事業所に尋ねてみましょう。申請書は、介護施設や市の窓口などに置いています。
対象になる人は以下のとおりです。
○ 昨年の10月から、今までの間で、介護保険のサービスを利用した人。
○ 市民税が非課税の人。
○ 介護保険料を滞納していない人。など

まずはお申し込みを

 10月2日(月)~10月31日(火)が申請期間です。
申請期間が過ぎたら、5000円は支払われません。お早めに申請書を手に入れ、申し込んでください。
 申請書は次の場所にあります。また福山市のホームページからもダウンロードできます。
ダウンロードはこちら
こちらをクリック

● 介護施設 
● 市の窓口 
● 介護事業所 
●地域包括支援センター など

詳しい事は介護保険課 928-1232 に問い合わせてください。

2006年 9月議会報告 放課後児童クラブの充実を!児童館の開設を!

 日本共産党福山市議団が、5議席に増したことにより、これまでの代表質問だけでなく、年に1度の一般質問も出来るようになりました。
 9月議会本会議では、式部まさ子議員が、初の一般質問に立ち、「児童館の開設」「教育条件整備・放課後児童クラブの拡充」「神辺のまちづくり」について質しました。
 子どもを巻き込む痛ましい事件・事故が絶えない今日、安全な子どもの遊び場や、安心できる子どもの放課後など、子どもの居場所づくりは緊急の課題です。「児童館建設」、「放課後児童クラブ」について、9月議会の概要をお知らせします。

放課後児童クラブ3500人が利用

 放課後児童クラブは、06年5月1日現在、74箇所で開設され、3,492人の子どもたちが利用しています。
 今日、共働きや、ひとり親家庭の増加で放課後児童クラブの利用を希望する家庭が増えています。 
こうした下で、放課後や夏休みなど、学校が休みの日の、子どもの生活の場を保障することで、この事業は重要な役割を果たしています。
 市内各クラブの利用児童数は、60人以上の放課後児童クラブが18箇所となり、そのうち、100人以上は、駅家の106人、緑丘の121人と、大規模化が進み、クラブ内で、子どもの居場所がないほど、深刻な実態です。
 放課後児童クラブを、全ての小学校区で開設し、多人数の放課後児童クラブの問題を解消することは、焦眉の課題です。
 放課後児童クラブの拡充へ6点の事を求めました。

一.全校区へ開設
一.多人数クラブの解消のため教室を複数に増設し、適正規模にする
一.放課後児童クラブ専用トイレ・手洗いの整備
一.夏休みなど休業日の開設を平常日と同じ、17時30分へ延長
一.安全確保のため、利用人数に応じ、指導員の配置の拡充
一.全ての教室に空調設備の整備

放課後児童クラブの未開設学区
―国の動向を見て検討する―

この質問に対し、市は、次のような答弁をしました。
「未開設学区は、国の予算を見極めながら、児童の受け入れができる方法について検討する」「多人数クラブは、学校と連携し、体育館などの活用を図る。トイレや手洗い場は、学校の既存施設を利用している。夏休み等の開設時間の延長は、今のままで考えている」「指導員の配置は、利用児童数に応じて行い、多人数や障害児のいるクラブで、実態に応じた加配をしている」
「空調設備は、建物の構造上、室温が高くなるので、子どもの健康面を考慮しこれまでプレハブ教室に設置してきた」
 
児童館の開設を求める

 子どもの安全な居場所を提供し、子どもに遊びの場を与え、健全な育成を図ることを目的とした、児童館の建設が求められています。
 いま、福山市内には、児童館がありません。
福山市として、計画的に児童館を建設する事を求めました。
これに対し市は次のように答えました。

「児童館については、公民館など、市内に今ある、社会教育施設などが持っている教育機能を、多面的に活用できるよう取り組む」

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府中市の児童館=「子ども館ポム」の外観

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木工など多目的な創作ができる工作室(府中子ども館ポム2F)

2006/9/3 障害者自立支援法―福山市が独自軽減策

 8月24日にひらかれた民生福祉委員会で、福山市は、10月から本格施行する障害者自立支援法の制度に上乗せし、市独自の利用者軽減措置を講じることを明らかにしました。
 障害者団体の3000名を超える市独自の軽減策を求める要望署名が、一部実ったもので、日本共産党も議会の度ごとに、負担軽減策を求めてきました。
 しかし、市の制度は、利用者負担の大きさから見れば、極めて不十分です。
 委員会では、土屋とものり議員が、障害者の立場に立ったさらなる制度拡充を求めました。概要を報告します。

利用料負担上減額の国基準の枠を拡げる

 四月から施行されている障害者自立支援法は、障害者から一割の負担を課すもので、少ない収入で何とか暮らしている、多くの障害者にとって、生活を圧迫する深刻な問題です。
 市の軽減制度は、① 障害福祉サービス利用料に、自立支援医療と、補装具を加え、利用料負担を合算した利用上限額を設定し、利用限度額を最高三万七千五百円とする。
② 障害児の通園施設の食費負担を一食あたり420円補助する(所得制限あり)という内容です。

〇六年度の補助は総額850万円
 市独自の制度は、9月議会の補正予算で提案され、十月から実施される予定で、制度軽減の適用になる人は、福祉サービス利用で一月270人、児童通園施設の食費負担軽減は60人と見込まれ、予算総額は、850万円です。

軽減措置は不十分制度拡充を求める
 児童の食費負担の軽減措置など、一定の評価は出来ますが、関係者からは、「障害者への応益負担導入の影響が大きすぎて、負担増がめじろおし。もっと手厚い軽減措置が必要」との声が寄せられています。
 政令指定都市で、100万人を超える人口を抱える仙台市では、利用者負担を軽減する制度に、来年4月までに、市独自で6000万円の予算を組みました。
 倉敷市でも別府市でも同様の措置を講じています。
福山市も他市にならって、さらなる制度拡充が必要です。

2006/08/21 福山日本共産党後援会が納涼船を開催

20日、福山日本共産党後援会主催で、納涼船ツアーが開催され、用意した2隻の大型フェリーに乗った560人余が、真夏のひととき、納涼を楽しみました。

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大勢の参加者の熱気に溢れる納涼船船内

服部融憲日本共産党後援会長の、「来年たたかわれる地方選挙で、辻つねお県議の必勝と、参議員選挙での勝利を勝ち取るために、英気を養い、元気をつけよう」との呼びかけで始まった納涼船は、鞆港沖合いから弁天島周辺の遊覧や、港から見る鞆の浦の観光ガイドなどが行われました。
船内では、カキ氷や関東煮、ジュースやお好み焼きなどの出店や、ビンゴゲームが催され、たいへんな熱気に包まれました。
 辻つねお県議が「今の政治では良い事は何一つない。政治を変えて、暮らしをよくするためには日本共産党の躍進しかない。ぜひとも勝利を勝ち取らせてほしい」と力強く訴えると、大きな拍手が巻き起こりました。

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力強く訴える辻つねお県議

 参加した七十代の女性は「初めて参加したけど、こんな企画はとてもよかった。選挙では何としても頑張ってもらいたい」と話していました。

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後援会員に一人ひとりあいさつする辻つねお県議

 納涼船には、中林よし子元衆院議員、藤本さとし参院候補者、日本共産党福山市議団(村井あけみ、川崎誠、高木たけし、土屋とものり、式部昌子)も2席の船に分乗し、催しの進行を行いました。

2006/8/15 終戦61周年 日本共産党福山市議団が街頭演説

終戦六十一周年の十五日、辻つねお県議と、日本共産党福山市議団は記念街頭演説を、福山駅前で行いました。
辻つねお県議のほか、土屋とものり、高木たけし、川崎誠、村井あけみ市議が演説に立ち、司会を式部まさこ市議が務めました。
 辻県議は、この日、小泉首相が強行した靖国参拝を厳しく追求。「あの戦争が正しかったと宣伝する使命を持った、極めて特殊な施設が靖国神社だ」と語り、小泉首相の参拝は、侵略戦争を賛美する靖国神社の戦争観に「お墨付きを与える」と批判しました。
 土屋市議は「戦争を知らない世代が増えている中日本に求められるのは、過去の侵略の事実に真摯に向き合うこと。今の日本は、歴史に逆行する動きで、この流れを止めるため、力を合わせよう」と呼びかけました。
 高木市議は、憲法九条こそが「世界中から戦争をなくす道理を持っている」と訴えました。

 お盆の帰省で多くの人が行きかう中、手を振って答えるドライバーや、自転車から降りてじっと聞く男性の姿が見られました。

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駅前で演説する辻県議と福山市議団=15日、福山駅前

2006/8/4 どんな内容かご存知でしょうか?

 福山市はこれから10年かけて、市内の公立保育所10~15所を廃止し、民営化しようとしています。
 また、地域の保育所を分園化し、統廃合する計画です。
今年度、福山市は、瀬戸保育所を民営化し、大津野保育所を近隣の法人保育所と統合する計画を発表しました。 
 公立保育所の民営化は、どのような影響を及ぼすのでしょうか?
 なにが狙いなのでしょうか?

子どもへの影響が心配です

 公立保育所が民営化されると、ある日を境に、先生が全員入れ替わります。このことは、発達途中の子どもに大きな影響を与えます。
 民営化が進んでいる大阪府では、子どもに様々な影響が出ています。落ち着きがなくなったり、情緒不安定になったりする子や、夜泣きの始まる子。
 職員が全員入れ替わった事が理解できず、『先生みんないなくなったのは自分がいい子にしていなかったから?』と親に尋ねる子や、保育園へ行くのを嫌がるなど、様々な変化が起こっています。
 福山市で昨年、民営化された保育所では、保育内容の変化も見られます。

子育て支援は市の責任で

 保育所を廃止・民営化するのは、保育所の老朽化や、国からの補助金カットによる「財政難」を理由としています。
 政府や福山市の都合で、子ども達にしわ寄せをするあり方は、問題です。
 公立保育所は、福山市が直接、保育所運営にも、保育条件にも、保育内容にも責任を負っています。
 お金の使い方を徹底的に改めて、福祉予算をふやし、福山市の責任で、公的保育を拡充する事が求められます。

平和大行進が26日に広島県入り

5月6日に東京・夢の島を出発した原水爆禁止国民平和大行進(東京→広島コース)は、26日に福山入りしました。
岡山県笠岡市から、大門町の三角公園で引継ぎを行い、大門―市役所までの13kmの行進を一緒に歩きました。

多くのあたたかい声援からパワーもらう

 26日は、梅雨明けを思わせる、じりじりと日差しが照りつけていました。
 国道2号線を広島方面に歩くと、沿道の温度計は32℃を指していましたが、アスファルトからの照り返しで体感温度は、はるかに高く感じました。 
 東京から、1000㎞以上(7月26日時点)を歩いてきた箕輪幹夫さんと、高木博文さんの2人が今年の通し行進者です。箕輪さんと土屋義市議は、沿道の住民宅を一軒一軒訪問し、募金のお願いをして歩きました。
 箕輪さんは、連日、30km近く歩いているにもかかわらず、汗を噴き出しながら、小走りでカンパを訴えました。

沿道から多くの声援
中・高生から大激励

 道中、多くの人から暖かい声援や、カンパが寄せられました。
部活帰りの中学生達は、「東京から歩いてくるなんて!」と驚き、箕輪さんが首から提げていた募金箱にありったけの小銭を入れてくれました。
 大手旅行代理店の女性職員の方も、仕事の手を休めて手を振って、カンパに駆け寄ってくれました。
茶髪のサングラスをかけた青年たちは、平和大行進が東京から歩いたことを話すと「うっそー」と言いつつ、カンパを寄せてくれました。

核兵器廃絶・平和を守れの声は大多数
 宝町のスケボー青年たちは、行進の先頭から最後まで見送り「核廃絶」と言ってピースサインで応えていました。8月6日には、広島を訪れる、と話していました。
 平和を願う声が大多数なのを肌で感じました。(土屋とものり市議報告)

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左から東京からの通し行進者の高木さん、式部市議、土屋市議、辻つねお県議、東京から通し行進者の箕輪さん=26日、手城小学校休憩所にて

2006/7/31 政府交渉報告をします

21日、国土交通省、厚生労働省など、福山で懸案になっている国の事業について、政府に直接、交渉してきました。仁比そうへい参院議員、春名なおあき参院比例候補、中林よし子衆院比例ブロック候補、辻つねお県議のほか、広島県内の各市議が地元要求を携え、要望を持って行きました。概要を報告します。

環境影響評価手法―実態と違うのでは?
 国土交通省へは、福山道路・福山沼隈道路などで進められている大型道路の建設計画について、●環境影響のやり方、●事業の進め方に、ついて説明を求めました。
 福山沼隈道路などで用いられている大気環境への影響がどのようになるのか予測した方法は、実態からかけ離れています。そのことを指摘した上で、道路を建設した場合、SPMやNOXなどの大気汚染物質が、どのように広がるのか、説明を求めました。
 担当者は、「汚染物質は道路端から、45度の角度で広がっていく」と説明しました。

「全国同じ方法で環境影響を予測する」
 また、大気汚染物質の計算方法は、全国一律、同じ計算式を使って、環境影響を評価している事も分かりました。
汚染物質が45度の角度で広がるという事は、実態に即しているのか、また、日本全国、地域特性・気象条件も違うのに全国どこでも、同じ計算方法(計算式とは風向や風速、汚染物質の拡散状態を含んだ式)での影響評価に、妥当性があるのか、など、多くの疑問が残りました。
今後の検証が必要です。

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国交省のレクチャーを受ける福山市議団=21日、参議院仁比議員控え室

 また、瀬戸学区山北地区で、土地の共同所有者を含め7割の地権者が、道路建設に反対しているという事実を「承知している」とした上で、事業説明会で、多くの参加者が質問しているにもかかわらず、国交省の、当時の課長の判断で、一方的に終了宣言して、説明会を打ち切った問題については、担当者は「判断を間違えば、なし崩し的な手法になる」と話しました。

厚生労働省 慢性疾患患者の成人後の医療費助成を
 
 厚生労働省では、胆道閉鎖症など、難病患者に対する医療費補助制度を作るよう求めました。
 胆道閉鎖症など幼児期に難病にかかった場合、現在では、20歳までは医療費補助制度がありますが、成人後は制度がなくなり、毎月、莫大な医療費がかかります。
「難病指定された患者の、成人後の医療費補助制度の適用について、どのように認識しているのか」と質しました。
担当者は、「必要性は十分認識している」との見解を示しましたが、成人後の制度創設は明言しませんでした。
引き続き取り組みが必要です。

2006/7/26 日本共産党福山市議団が、政府交渉

 日本共産党広島県委員会は二十一日、米軍岩国基地への艦載機移転反対、小児医療の充実、鞆の埋立て架橋や細身谷大規模林道建設の中止など県民の切実な要求を携え政府の各省庁と交渉しました。 
 交渉には、仁比聡平参議院議員、春名なおあき参議院比例候補、中林よし子元衆議院議員、藤本聡志参議院選挙区候補、辻つねお県議、大植和子県議候補と、日本共産党福山市議団(村井あけみ、高木たけし、土屋とものり、式部まさ子市議)、県内の各党市議らが参加しました。  
 艦載機移転では、爆音などでの平穏な生活の破壊や世界遺産の宮島などへの影響、県内へのNLP基地建設の可能性などを取り上げ、「県民は決して納得していない」と、艦載機移転に強く反対しました。 
防衛施設庁の「過密した厚木基地周辺の状況改善」のために移転するとの説明に「厚木に受忍できない負担をなぜ岩国にかぶせるのか」と強い反発が上がり、低空飛行訓練がすでに拡大している状況が出されました。仁比参議院議員は「そういうやり方では住民は納得しない」と強く抗議しました。 
 また、福山市議団は、鞆の埋立て架橋の中止、福山道路の環境影響調査と事業説明会の進め方、小児慢性特定疾患の指定患者の成人後の、医療費助成継続、問題について、訴えました。

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交渉する福山市議団=21日、厚生労働省

子どもたちに安全な通学路を!辻つねお県議が地域住民と東署へ要望

 6日、新涯町内の住民が、辻つねお県議、土屋とものり市議と同席で、新涯2丁目と4丁目境の、「新涯中央交差点」の安全対策を求める要望書を提出しました。
 この交差点は、出勤・退勤時の交通量が非常に多く、しばしば信号無視をする車や、横断中にもかかわらず強引に通過しようとする車も見られ、極めて危険な交差点です。また、この地域には、小・中学校、保育所・幼稚園・公園があり、子どもの往来も多い上、通学時間帯には約百人の子どもが横断します。 

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通勤時間帯にはひっきりなしに車が通ります=新涯中央交差点

 地元住民は「大人が立っていても怖い場所。右折信号の設置と交通取り締まりの強化を」と強く訴えました。
 応対した交通課長は「東署としてもこの交差点の危険性は認識している。地元住民の生の声を聞かせて頂き、ありがたい。要望は上申しているが再度、上に要望する」と話していました。

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交渉する辻県議(左)と地域住民(左から2番目)=6日、東署

市議団の紹介
高木たけしプロフィール みよし剛史プロフィール

仁比そうへい 活動日誌

ひろ子ワールド